約 3,126,704 件
https://w.atwiki.jp/sa1522/pages/98.html
#blognavi http //www.nicovideo.jp/watch/sm37864 新機能はyoutubeだけでなくニコニコ動画にも対応するようです。これはそのテストです。 そして、またしても見てない動画。内容は…ハルヒです… 。 つか最近放置気味だな… カテゴリ [youtube] - trackback- 2007年03月18日 03 14 15 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/k-onvip/pages/864.html
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 04 58 44.06 ID qJrwdkDO はじめてきてそのまま投下大作戦 あなたのことをずっと見てました。大好きです。 律「はあ、どうしよう…まさかまた澪の詞…なわけないよなぁ」 律「どう見てもどう読んでも…」 かさっ 律「ラブ…レター…だよな…」 今日の放課後、部活が終わった後待ってます。 律「しかも…どう考えても呼び出された私は…」 505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 05 01 43.18 ID qJrwdkDO 律「告白…されるよな…」 「君のことが好きなんだっ!」 律「えっ!?でっでもわたっ、私なんて全然女らしくないし可愛くないし…どこがいいの?」 「ぜっ全部」 律「ぜぜぜ!?」 「それに…律は可愛いよ」 ぎゅっ 律「ちょちょちょタンマタンマ!」 唯「何がタンマなの?」 506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 05 04 19.25 ID qJrwdkDO 律「つわっ!唯!脅かすなよ!」 唯「別に脅かしてないよー?」 紬「おはようりっちゃん」 律「あっああおはよー(しまった…変な妄想してたら頭がくらくらして…)」 紬「りっちゃんどうしたの!顔真っ赤よ!?」 律「へ?いやーなんでもないよー!ほらーー…ヒゲっくす!!」 唯「ひげっくす?」 律「あははー…イヤだからホント真面目に何でもないから!」 紬「それならいいけどぉ」 507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 05 06 55.52 ID qJrwdkDO 唯「あうっ?そういえば今日3時間目の音楽教科書だっけ?予習しなきゃー」 紬「そうね☆」 唯「音楽の授業でどうして教科書やるかなーぶーぶー」 紬「そうね♪」 律(……放課後かぁ……どうしようかなぁ) 508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 05 08 36.54 ID qJrwdkDO 授業中 さわ子「つまりーこのバッハが一つの完成系としてあるわけ」 さわ子「あのマーラーもバッハとは縁があるわよねー。さて問題!かの有名な涼宮ハルヒの憂鬱で流れたマーラーの交響曲は第何番でしょう?」 唯「先生!まーらーもはるひもわかりません!」 さわ子「唯ちゃん、マーラーはともかくハルヒ知らないってそれはマズいわよ!」 唯「そうなんですか?」 紬「えっとお…音楽の授業で作曲家がともかくな知識にされちゃうのは問題が…」 さわ子「ハルヒと言えば同じ会社が…まあいいわ。それじゃありっちゃんわかるかしら?」 律「はへ?ええとー…ドグラマグラの話?」 唯「え?」 509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 05 10 10.39 ID qJrwdkDO さわ子「……りっちゃん、話聞いてなかったわね?まったく…さっきからら集中力散漫よ」 律「ごっごめんさわちゃん…」 紬「まさかりっちゃんがドグラマグラを知ってるなんて…それよりりっちゃん、やっぱり体調悪いの?」 唯「そーだよー!朝からぼーっとしてさ」 律「いや、マジで平気!元気元気!」 そんなこんなでお昼休み 律「はあ」 紬「りっちゃん…本当にどうしたの?」 律「いわマジマジでチョベリグだからー」 唯「りっちゃんが壊れかけてるよー」 510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 05 11 32.93 ID qJrwdkDO 部活 ぺちんぺちん 澪「ちょっ、カットカット!おい律!そんなドラムじゃ演奏にならないぞ?」 梓「律先輩どうしちゃったんですか?今日のドラム、音もバラバラだしパワーもないし…」 唯「まるで初心者じゃん!まあ初心者の私が言うのもだけどさー」 律「うう…わりい…」 澪「聞けば朝から不調らしいし…仕方ない、今日はこれで終わりにしよう。解散」 律「いや待って!部活が終わっちゃったら私…まだ心の準備ができてねーっつーかそのあのえーっと」 紬「りっちゃん、無理しないで。今日はゆっくり休んで明日からまた頑張りましょ!」 梓「そうですね」 唯「早く帰って昨日の残りのケーキ食べようーっと」 516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 14 23 20.16 ID qJrwdkDO 律「あうあう…どうしよう…澪も先帰っちゃったし…つーか教室まで来ちゃった…もっもうこの中に…いっいるとか…それとも」 「律…」 律「ひゃあ!?あのまだ私は 和「なにしてんの?こんなところで」 律「なっなんだよ…和かよ…」 和「なんだとはご挨拶ね。で、部活は?」 律「あっああ、今日はもう終わった!」 和「早いのね今日は。まあいいわ、用がないなら早く帰った方がいいわよ」 律「わかってるよーじゃなー!」 517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 14 32 57.78 ID qJrwdkDO 律「ふう…あせったぁ…ビビらせるなよまったくー」 ガラッ 律「ひゃはっ!って」 女生徒「…」 律「あ…まだ教室にいる子がいたのか。うるさくてごめんよー。ちょっと私ワケありでここにー」 女「律…先輩ですよね?」 律「ん?そうだけど?」 女「待ってました!あの…手紙…読んでくれましたよね?」 律「え?手紙って?」 女「あれ?あの手紙を読んでくださったからここに…」 律「…?まさかこの…ラブレター?」 女「ララララブレターなんてそんないやんっ!」 518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 14 44 26.25 ID qJrwdkDO 律「えへ?あれ?あのーあなたは手紙の主の代理人とか…?」 女「ちっ違いますよ!私が本人です!じっ自分の想いは自分で伝えますから!先輩!先輩が好きです!付き合ってください!」 律「……」 律「つーわけでさーあっはっはっは……」 唯「りっちゃん、笑いが渇いてるよ」 律「そりゃヤケクソにもなるわっ!」 梓「先輩、そもそもウチ女子高ですよ?」 律「そうだよなー…ちょっと考えたら下駄箱に手紙忍ばせられるのは桜高の生徒だけだし…」 唯「先生だって入れられるよー?」 律「うへーそれこそ勘弁!ウチの男先生ロクなのいないし!」 519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 14 49 12.69 ID qJrwdkDO 澪「ったく。しかしそんなことで1日ぼーっとしてるとはな」 律「うるせー」 唯「りっちゃん、ちなみに返事はどうしたの?」 律「どうしたって、そりゃ女に告られても断るに決まってるだろ」 紬「えーっ!もったいないー!」 梓「え?」 紬「私は素敵だと思うな~恋文に想いを連ねて…」 律「いや…まあそれが異性からだったらそうだけどさ」 紬「…あっ、でもそうね、やっぱりりっちゃんは澪ちゃんとのシチュ以外あり得ないわよね。うんうん」 律「おーい、帰ってこーい」 520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/06(日) 14 54 50.50 ID qJrwdkDO 梓「それじゃあ律先輩も元気になったことですし練習しましょう!」 唯「そだねーってあれ?」 澪「なるほど…律はラブレターに弱いっと…メモメモ」 紬「律×澪か澪×律か…それが問題だ…はあはあ」 律「……ダメだこりゃ」 結局この日は澪と紬がグダグダのまま無碍に過ごすこととなった。 おしまい
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2208.html
トリスタニアの街から離れた、ある森の一角に王立魔法研究所の第二研究塔はあった。 敷地は高い塀で囲まれていて、外からはおり中を見ることはできないようになっており、草原になっている広場の広さは、魔法球技『クィディッチ』ができるほどある。 その敷地内にて、ルイズの姉であるエレオノールはとある実験を行っていた。 研究員らしい白衣を着た、ややぽっちゃりとした体形の女性が、同じ格好のエレオノールに間延びした声を投げかける。 「エレオノール様ぁ。準備できましたよぉ~」 「いいわ、でも『そろそろ』ね。作業員に安全確保を徹底なさい」 エレオノールは考え事をしながら、彼女の近くにすえつけられている大砲を見ていた。 「はぁ~い。ではぁ、ごじゅうさんぱつめ、いきますぅ~」 あの助手有能なんだけども、やや間が抜けてるのよね。 あのピンクの髪が、どことなくカトレアを連想させるし。 そう思っているエレオノールの体を、大砲の轟音が包み込んだ。 かなりの時間、エレオノールの視界が黒煙によって完全にさえぎられる。 それにもめげずに、大砲の方向を注視し続けた彼女は、発射煙の合間に発射実験の結果を見ることができた。 大砲は砲身がささらのように開いている。 砲身の命数が尽きたのだ。 「だめね、これじゃ。とても実用的とはいえないわ」 ため息をつくエレオノールに、助手がのんびりとした声をかける。 「ですからぁ~。箍をはめて砲身を補強しましょうよぉ~」 「だめよ!!! それでは作業工程が三割増しになるじゃない。『錬金』工法のメリットがなくなるわ!」 エレオノールはため息をついた。 まったく、この子は。今回の研究の本質をわかっているのかしら? エレオノールはそう思いながらも、助手を変えようという発想にはならなかった。 なぜなら、エレオノールの癇癪を器用に受け流すことができるのは、王立アカデミーでは彼女しかいないからだ。 エレオノールたちは、現在王立造船所に出向し、新しい砲の製造法を研究していた。 それは木材を大砲の形にくりぬき、それに高度な『錬金』の魔法をかけることで、安価にかつ大量に大砲を量産する方法である。 いまだ試験段階だが、もしこの生産方式が実用化されれば、従来のいわゆる『溶接工法』の半分程度の手間で生産することが可能とエレオノールは思っている。 通常『錬金』の魔法は、エレオノール達王立アカデミーの研究員の力を借りずとも簡単に唱えることが可能だ。 だが、大砲に使われるような金属には、細かい成分調整が必要である。 しかも、トリステインは、この新式の大砲に新しい合金を材料にしようと考えていた。 そのような合金を練成するならば、アカデミーが研究中の、新式の『錬金』魔法が必要なのだ。 エレオノールたちは、そのために大砲の砲身に『錬金』魔法をかけていた。 「やっぱり粘度が足りないわね……もう少し亜鉛の比率を上げてみるか……」 そうつぶやき、考え込むそぶりを見せるエレオノールの姿には鬼気迫るものがあった。 今のエレオノールに声をかけようと思うものは、トリステインの中では数少ない。 その数少ない人間の中に、ルイズはいた。 「シエスタに会いたい研究員って、姉さまのことだったの?」 ルイズが、ブチャラティと、シエスタとともに衛兵に案内されながら歩いてきたのだ。 「あら、あなたがミス・シエスタ?」助手を帰らせたエレオノールが言った。 「そんな、高名な貴族様にミスだなんて。私のことは、ただシエスタと呼んでください」 「あのねえ、あなたはシュバリエになったんだから、一応はあなたも貴族なのよ。しゃきっとしなさい!」 「は、はい!」シエスタは体をびくりと震わせる。 「ルイズ、あんたの隣にいる男は誰?」 「オレはルイズに召喚された、彼女の使い魔だ」ブチャラティがいった。 「ふ~ん」 エレオノールはブチャラティを頭からつめの先までジロジロトねめつけた。 「まさか、ちびルイズの恋人ってわけじゃないでしょうね」 「違うわ!」ルイズが言った。 「まあ、いいわ。ところでルイズ、あなたなんでここに来たの?『鉄竜』の使い手はミス・シエスタのはずよ」 そういわれたルイズは体を硬直させる。出す声も心なしかこわばっている。 「だって、姉さま。シエスタは私の知り合いですし……」 ルイズは次の言葉を言いかけて、アンリエッタとの約束を思い出した。 だが、その思考を奪うかのように、エレオノールが詰問する。 「まさか……鉄竜と同時に発見された『虚無の使い手』って……アンタ?」 「……はい」 「嘘でしょ?」今度はエレオノールが絶句する番であった。 そのスキに乗じて、ルイズが話す。 「だって、アカデミーの人間が話を聞きたいなんて。もしシエスタが解剖されるようなことがあれば、知り合いの私が守ってやらないと……」 「ひえぇぇ」シエスタがルイズの服のすそをつまんでうずくまった。腰が抜けたのだ。 その様子を見て、エレオノールが顔をしかめた。 「あのね……アカデミーはそんなことしないわよ。少なくとも今は」 「だって、うわさがあるもの。実験小隊なんてもの作って、町をそっくり焼いたとか」 「まあ、リッシュモン殿が長であった先王の時代はいろいろやってたみたいだけどね。今はこじんまりとしたものよ。まあ、せいぜい『幻の第四課が始祖ブリミルの遺体を解読している』といううわさがある程度ね」 ルイズとシエスタは顔を見あわせた。安堵の表情だ。 「たとえば私の第二課はね、ゲルマニアから伝わった『科学的研究法』を用いて、基礎の魔法の法則を再構築しているのよ」 ルイズとシエスタは再度顔を見あわせた。困惑している。 その様子をみたエレオノールは、ルイズに向かって言った。 「ルイズ、今学院で受けている魔法の授業は、古文書や始祖ブリミルの魔法書を解読しているような形態でしょ?」 「はい、姉さま」 「それは、昔の人が経験したことをそっくり真似ているだけなの。それを、私たちは経験や観察、実験を通して一般的な経験則を打ちたてて、新たな『理論』として体系付けているのよ」 「そうなんですか……」 ルイズはエレオノールの言っていることがいまいちわからない。 「そうよ。ゲルマニアの研究書には、『エネルギー保存の法則』なんて怪しげなモノもあるけど。研究の手法そのものは正しいわ。研究の蓄積を進めていけば、将来新しい魔法を開拓することも夢ではないわね」 エレオノールの話は続く。 「ルイズ。うちの領地の農場では、春の麦植えの季節に母様が地鎮の儀式を行うでしょう」 「はい」 「ヴァリエール家は領地が広いし、母様は風系統だから、うちでやる儀式はほんの形式的なものだけれど、これが領地が小さめの、たとえばグラモン家なんかの土系統の貴族だと、家伝の錬金魔法をかけて、農地の活性化を図るのよ」 エレオノールの目がどんどん危なくなっていく。もはや彼女にはルイズたちは眼中にない。 「そのような口伝や家伝に頼っていたため、トリステインの応用的な魔法技術は家系ごとにばらばら。ひどいものよ。それを収集、実験して統一性のある高度な魔法体系を構築することがアカデミーにとって、いいえ国家にとって急務なのよ!」 「すごいですね、ルイズさんのお姉さんって」 シエスタは驚嘆の声を上げる。 それを聞いたルイズは、 「すごいでしょ。これくらいなんか、ヴァリエール家の人間なんかへっちゃら何だから」 無駄に、自分に自信を持ったようにエレオノールには見えた。 だからエレオノールは、 「なに言ってるの、ちびルイズ! あんたの功績じゃないでしょ!」 思いっきり右頬をつねってやった。 「いひゃひゃひゃ……ごめんなひゃい」 「ところで、ちびルイズ。あなた虚無の魔法に目覚めたって言うけど、どんなことができるようになったの?ま、どうせちびルイズのことだし、タルブの村で見せたような、失敗魔法の拡大版くらいのものでしょうけど」 ルイズの心は激しく傷ついた。 「ちがうもん!ちゃんとすっごい魔法が使えるようになったもん!」 「そこは『違うんです』でしょ!」 「いひゃい!」 ルイズの左頬は真っ赤になるまでつねられた。 「で、具体的にどんなことができるわけ?ここでやって見せなさい」 だが、ルイズは応えることができない。 「どうしたのよ?」 「えと、虚無の魔法は、精神力をすごく使うの。で、今は精神力が十分たまっていなくて……」 「あきれた。じゃあ、あなたは当分『ゼロ』のままね」 「まて、ルイズはこれでもがんばっているんだ」ブチャラティが口を挟む。 「あんた平民? なら黙っていなさい!」 エレオノールの高飛車な剣幕にしかし、ルイズの使い魔はたじろぐ様子を見せない。 「断る。俺は相手が貴族だろうが王族だろうが、正しいと思ったことを行うクチなんでね」 「ブチャラティ……といったかしら?あなたには使い魔としての『教育』が必要のようね……」エレオノールの口調はあくまで冷静のようだが。 ルイズにはわかった。 ――エレオノール姉さまは激しく怒っているわ! その証拠に、ねえさまの眼輪筋がピクピクとうごめいてるもの! 「ルイズ、あなたの使い魔、しばらく借りるわね……ミス・シエスタ。あなたの相手は明日になりそうだわ。しばらく待っていて頂戴」 「わ、わかりました」とはシエスタの弁。 ルイズは、自分の使い魔の危機を肌で感じ取った! 「そういえば、ブチャラティは暇つぶしで忙しいんだったわ! ねえさま、そういうわけだから」ルイズはとっさの一言は、 「言ってることが矛盾してるぜ、ルイズ」反対にブチャラティに慰められた。 「いい度胸じゃない、ブチャラティとやら。このアカデミーの中庭にはどういうわけか教練場があってね、そこまで来なさい」エレオノールはやけにさわやかな笑みを浮かべて、ブチャラティの返事を待たず、一人去っていったのだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その日、トリスタニア王宮の外交の間にて、アンリエッタは一人の黒髪の青年に謁見を賜っていた。 ロマリア皇国からの使者を名乗る男は、物怖じすることもなくアンリエッタにの眼前に跪いていた。 彼はなぜか、右手にだけ白い手袋をしている。 「どうしても、アルビオン帝国に対して異端宣告を出すことはできないというのですか?」 アンリエッタは詰問した。詰問というよりは、憤怒の声であった。 「まことに申し訳ない。彼らは、始祖の教えに関しては偏執的ともいえるほど教義に従っておりますゆえ」 ロマリアからやってきた、元司祭と名乗る黒髪の男は、まるで悪びれた様子を見せず、アンリエッタに再度頭を下げた。 「始祖ブリミルの末裔である、アルビオン王家の血族を根絶やしにしてもですか?」 「それに関しては、私個人としてはまったく姫様に同感なのですが。アルビオン王家はかつて教会に税をかけようとしたことがありまして。考えようによっては、『始祖の教えを破ったアルビオン王家を、貴族派が忠罰した』といえなくもないのでございます」 「何ですって!」 そう叫んだアンリエッタをさえぎるように、 「待ちなさい」 マザリーニが発言した。 明らかに無礼だが、この際仕方がない。 「それは、ロマリア皇国の考えですかな?」 「いえ……とある枢機卿の個人的な発言にございます」 「なるほどな。では、教皇聖下はなんと?」 「それについてはご容赦を。ですが、我々、ロマリア人の義勇兵を送ってきた事実からご推察ください」 「了承した。姫様、ロマリアは我々の味方をしてくれそうですな。今のところは」 マザリーニはそういいながら、アンリエッタの顔を盗み見て、表情を確認した。 どうやら、アンリエッタは落ち着きを取り戻したようだ。 「わかりました。トリステイン王国は、あなた方義勇軍を快く受け入れます。別命あるまでトリスタニアの街を楽しんでいってくださいまし」 アンリエッタはそういうと、マザリーニに頷いた。 マザリーニはロマリアの男をつれ、彼の宿舎へと案内していった。 アンリエッタはため息をつくと、自分の執務室へと向かっていった。 その日のアンリエッタの朝見はこれを最後に終了したのだ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― アンリエッタの部屋には、すでに人物がいた。 「失礼しております」女の声がアンリエッタの執務室に響く。 「何用ですか、アニエス」 アンリエッタにそう呼ばれた女性は、近衛騎士隊の制服の上に、シュバリエの証であるマントを羽織っていた。 彼女が金髪を短く切り上げているのは、その腰に下げた剣を振りやすくするためか。 「女王閣下、アルビオンに放っておいた『草』から、不穏な報告がございます」 「どのような報告でしょうか?」 アンリエッタは机に向かいながら質問した。彼女の視線の先には大量の命令書がある。 「不確実な情報ですが、アルビオンが、トリステイン魔法学院に奇襲をかけ、生徒を人質にする計画があるとか」 アンリエッタはわずかに表情を曇らせた。 「そうですか……彼らも必死なんでしょうね」 「何か対策をお考えですか?」 「アニエス、あなたはどう考えますか?」 そういわれた女剣士は腕を組み、しばし考え込んだ。 そう、この人物は杖を持っていない。 メイジではないのだ。 「私としては、策が『何でもあり』であるならば、この問題を捨て置くべき、と思います」 「どうしてかしら?」 「はい。もし、この計画が真実だとするならば、アルビオンは重大な過失を負うことになります。むしろ、トリステイン王国政府としては、彼らの奇襲が成功し、なおかつ人質を二、三人殺してくれればなおよろしい。トリステインがアルビオンと比べて道義的な国家となり、国際社会において、社会的弱者としての特権を存分に振るうことができます」 「そして、戦争に消極的なトリステイン貴族たちを一致団結させることができる。違いますか?」 「おっしゃるとおりです」 アニエスは自分の凄惨な笑顔をさわやかに王女に向けた。 元が平民である彼女にとって、貴族の師弟は平民の子供となんら変わりはない。 彼女にとっては、生徒たちは絶対的に守るべき対象ではないのだった。 だが、他のトリステイン貴族からしてみれば、到底受け入れられない思想ではあった。 アンリエッタは少し考え事をした後、フフフ、と笑った。 その笑い方にはどこかしら陰がある。 「私もまだまだ甘いわね。その案は却下します。アニエス、あなたはトリステイン魔法学院に赴きなさい。学生に戦時訓練を施すことを名目とします。十分な銃士隊を連れて行きなさい」 「われわれに警備をおこなわせる、と?」 「ええ。ですが、くれぐれも生徒や教員に、真の目的を悟られぬようお願いします」 「了解いたしました。ですが、その前にするべきことがあります」 アニエスはやや引き攣れた敬礼を返し命令に応えた。 「何か?」アンリエッタは自分に問うた。出した命令に漏れがあったのだろうか? 「はい、例のウェールズ公の件で捜索に進展がありました」 その言葉を聴いたアンリエッタの体がこわばる。 彼女にとって、ウェールズの単語は、今では半ばトラウマになっていた。 だが、今の彼女は女王である。そのような感傷は許されない。 「私がウェールズ様……あの死体と一緒にこの城を抜け出したとき、衛兵とは一人も顔を合わせませんでした。あの時に、衛兵に指示をだせた人物は多くありません」 やはりあの男か……アンリエッタは歯噛みした。先王の時代から使えていたあの男は、いつからこの国を裏切っていたのでしょうか? 父上が死んでから? 父上が国王になってから? それとも、最初から? アンリエッタの思考を打ち切るように、アニエスの小声がアンリエッタの鼓膜を振動させる。 「はい、ですが、その当時命令を受けたと思われる衛兵達は、当日ウェールズ公を追いかけ、みな死にました。決定的な証拠はありません」 「ならば、こちらから『仕掛ける』必要がありますね」アンリエッタは言った。 アニエス・シュバリエ・ド・ミランは一人、用命を果たすために王宮の外へと、とトリスタニア王宮の回廊を歩いていた。 彼女の帯びた長剣が、カチャカチャと不快に高い金属音を生じさせている。 そのリズムに合わせるように、近くにいる貴族たちのヒソヒソ声が、アニエスに聞こえよがしに響き渡る。 「剣などと……無粋よのう」 「所詮あやつは粉引き風情(ラ・ミラン)ですからなあ」不快な笑い声が、空気の振動となってアニエスの周りをおおう。 だが、彼女にとってはいつものこと。気にせずに通り過ぎる。 いや、通り過ぎようとした。 この日に限っては、アニエスは自分に対する嫌味の言葉に対し、硬い表情をした。 彼女の前方、陰口をたたく貴族たちの一団に、『ある人物』がいたのだ。 ――リッシュモン高等法院長―― アニエスは、先日『草』が捕らえたばかりの情報を瞬時に脳裏に引き出した。 ――こいつが、国家の『裏切り者』―― アニエスはその中年男性を凝視した。 ――証拠はないが、この男でしかありえない―― リッシュモンが、アニエスの視線に気づく。 ――そして、この男こそが、私の『仇』―― 「やあ、粉引き娘殿。今日も姫様のご機嫌とりで忙しそうですなあ」 ――そして、おそらく『ダングルテールの虐殺』の張本人―― 「アンリエッタ陛下はすでに女王だ。姫様ではない」 「そうでしたな、私としたことが。先王や皇后陛下が政をつかさどっていたのであれば、魔法の使えない連中がこの王宮を我が物顔で歩き回る光景を許すはずがなかろうものですなあ」 「それ以上の暴言は王室への侮辱と受け取ります」 リッシュモンはおどけた様な笑みを浮かべる。 「おお、怖い。私はこれでも由緒ある貴族の端くれ。正当な王室に歯向かうなどとは考えたこともない。それにしても、その物言い。それではお前が『アンリエッタ陛下の権力を私の物としている』うわさされても、仕方のないことですな」 アニエスはリッシュモンの目をますますにらみつけた。 それを意に介さず、リッシュモンはアニエスに話し続ける。 「先王の時代はよかった……平民は働き、貴族は戦う。それぞれが己の本分を全うし、お互いに相手の領分を侵そうなどという不遜な輩は現れなかった」 「時代は変わるものです」 「そうだな。だが、よいものは時代が変わっても本質は変化せぬものとわしは思う」 「近頃の『変化』が気に入らぬ様子ですな」 「ふん。まったく最近の平民共は。他人に管理育成されなければ、無軌道に自分のやりたい放題に生きて、抑揚というものを知らぬ。あのダングルテールの村人共も、そのように考えもなしに『実践教義』などたわけた代物に飛びつきおって。貴族と平民は始祖の前において平等だと?」 アニエスの目が光った。 「ダングルテールの虐殺は、あなたが立件したことでしたな」 「何を言っておる。アレはただの鎮圧行動だ。それにあやつらは国家の転覆を図っていたのだ。奴等には当然の結末だよ」 「なるほど。反逆罪には死を与えてもよい、か」 「どうした、アニエス。何か含むことあるようだな?」 ――私はお前を惨殺できる、というのだな―― 「いえ、あなたの方法には賛同できかねますが、結論にはまったくの同意見です」 彼女はそう答え、一礼をして王宮を出て行った。 アニエスの思わぬ言葉と礼儀正しさに、リッシュモンはあっけにとられた。 「そ、そうか」彼はアニエスの背中にそう答えたのだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 平穏だったトリステイン魔法学院に、騒音を持ち込んだのはやはりアニエスだった。 彼女は目の前の男に向かって節度ある話し方をしていた。 目の前の男、岸辺露伴は、 「つまり、僕とブチャラティにアンリエッタを『かくまえ』っつーことか?」 ぶっちゃけ、やる気が見えない。 いま、アニエスは露伴と二人っきりで話をつけている。アニエスとて、ブチャラティと直接交渉したいのであるが、ブチャラティは、ルイズやシエスタとともにアカデミーにいて連絡がつかないのだった。 「まあ、無駄な修飾を省けばそうなるな」 「う~ん。僕はめんどくさいなあ~」 「その後の大捕物を観察できるぞ」 「なら、仕方がない、手伝ってやるか。感謝しろよ、アニエス」 「相応の働きをすれば、それなりの感謝と報酬は保障してやろう」 アニエスは計画の仔細を露伴に打ち明けた。 「ふん。きにいらないな、その方法は。やり口が汚くて読者に好かれない」 「何とでも言うがいい」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三日後、トリステインの安宿にて。 「よろしくお願いいたします」アンリエッタは町娘に扮した格好で露伴と話していた。 「今さらだが、筋書きを確認しておくぞ?」露伴がいう。 アンリエッタがウェールズ公と逃げ出した日のことだ。 彼女たちが城から出て行ったとき、警備の人間とは出会わなかった。 証拠はないが、そのように当日の警備を変えた人間がいたのだ。 つまるところ、トリステイン王宮の内部に『レコン・キスタ』の人間がいる、ということである。 今回、アンリエッタがアニエスの手引きで王宮からひそかに外出し、人目を忍んで露伴と会っているのはわけがある。 「で、もう一度あんたが『失踪』すれば、トリステインの『裏切り者』は、アルビオンの仕業だと思い込む」露伴は部屋の外を伺いながら言った。 「ええ、そうすれば、『裏切り者』は、今回の『失踪』を、アルビオン側に問い合わせるでしょう。スパイの連絡網を使って」 「そして、その『連絡者』が、この宿のどこかに潜んでいるってわけか……」 「ええ、そろそろアニエスがつれてくる筈なのですけれど……」 そう話しているところ、宿の廊下をどやどやと大人数が走り回っている。 さすがは安宿、床の軋み声がものすごい。 走行しているうちに、二人のいる部屋の扉が、乱暴にノックされた。 「おい! あけろ! 俺たちは女王様をさらった人間を探しているものだ!」 アンリエッタは少しだけびくついたが、それも一瞬のこと。落ち着いて露伴に頷いた。 露伴は無言で頷き返すと、おもむろにドアを開ける。 『ヘブンズ・ドアー!』 一瞬の間のあと、廊下に立っていたマンティコア隊の隊員と見られる男はあっけに取られた様子で露伴を見つめていた。 「お前はここではアンリエッタを見つけてはいない。そうだな?」 「あ、ああ……よし、次を探すぞ!」その男は半分ほうけた風になりながらも、見つかるはずのない女性を捜し求めて去っていった。 入れ替わりに、若い娘が大きな麻袋を抱えて部屋の中に入ってきた。 「待たせたな、露伴」アニエスだった。 彼女は肩に抱えていた麻袋を無遠慮に床に落とす。 「ぐぇ!」中から苦悶の声がする。 アニエスが袋の口をあけると、中には若い男が猿轡をされた状態で入っていた。 彼の目は敵対的な目つきをしている。 「なるほど、結構根性がありそうだ。簡単には口を割りそうもないな」露伴が男の様子をじろじろと見ながら言う。 「当たり前だ。われわれは貴族だ! 貴様らなんぞに!」猿轡をはずされた男は開口一番、そう言い放った。 だが、 「関係ないね」露伴はそう言い放つと、 『ヘブンズ・ドアー』問答無用に彼の頭の中を覗き込むのであった。 「どうですか、露伴さん?」 「アタリだ。やはり『裏切り者』はリッシュモンだ。それにしてもすごいな。やつはアルビオンから一億と四十万エキューの賄賂をもらっているぞ」 アンリエッタは嘆息した。が、彼女は気丈にも気を取り直した。 「ならば、彼の元に向かいましょう、露伴さん」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― タニアリージュ・ロワイヤル座の劇場の中に、リッシュモン卿は一人入っていった。 開幕が真近だというのに、ほとんど観客がいない。 と、いうのも、役者の腕が悪すぎて批評家たちに酷評され、人気がまったくないのであった。そのようなくだらない内容にもかかわらず、彼は毎週のようにこの劇場に来ていた。そして予約していたらしき席にすわり、ひたすら開演のときを待っていた。 次に入ってきたのは岸辺露伴である。彼はリッシュモンに気づかれることのないように、席の最奥に、一人ひっそりと陣取ったのであった。 開演してしばらくたった時のこと、リッシュモンの隣の空席に、フードをかぶった少女が座り込んだ。 「失礼だが、そこは私の待ち人が来るのだ」リッシュモンは言った。 だが、少女は席を立つ様子を見せず、フードを跳ね除けた。 果たしてそれはアンリエッタであった。 「アンリエッタ様ではないですか。あなたは失踪したのではなかったのですか?」 「私がアルビオンの手勢に攫われたのがうそなのが、それほどまでに悪い知らせのようですわね」 「なにをおっしゃる。ご無事で何より」 「お互い、無駄なごまかしは無しにいたしましょう。ここであなたと会うはずのアルビオン人はすでに捕縛してあります。あなたが裏切っていたことはもうすでに自明の事ですのよ」 「ほう」リッシュモンは、興味を惹かれた風に頷いた。まったく驚いたそぶりを見せない。 「クロムウェル殿は、私をアルビオンまで連れて行きたいようでしたからね。そのうえ、苦労して作ったトリステインのスパイ網が、あなたの逮捕によって一網打尽になるのですから。あなたの真の主にとって、とても悪い知らせになりそうですわね」 「まあ、このままではそうですな。ですが、私がこのままあなたをアルビオンに連れてゆけばよいまでのこと。そうすれば、『Oh、グッドニュース!』に早変わり、というわけですな」リッシュモンはそういうと、やおら立ち上がり、ぱちんと指を鳴らした。 次の瞬間、舞台の上に上がっていた役者たちが、やおら懐に入れていたらしき杖を取り出し、その先をアンリエッタに向けた。 「さて、私と一緒にアルビオンまでご足労願いましょうか」 わけもわからずに逃げ惑う少数の観客の中、アンリエッタはリッシュモンにつれられえて舞台の中央に引きずり出された。アンリエッタをスポットライトの光が襲う。 「役者はみなアルビオンの手勢でしたのね。どおりで、演技が致命的なまでに下手でしたわ」アンリエッタが淡々と言う。 「そのとおり。ですが、舞台装置は逸品ですぞ。いくら王族といえども、これだけのメイジを相手にはできないでしょう」 「そうね、『私一人』では、この窮状をどうにもできないでしょうね……」 「私は芸術を監督する高等法院官。あなたのお美しい顔を無碍に傷つけたくはない。さ、おとなしくしていただきましょうか」 「いやだ、といったら?」 「それは、私の本意ではないのですが、無理やりにでも連れて行きます。どうします? ここにはあなたの味方はいない。銃士隊の一人すらいやしない。絶対絶命というやつですな。それとも、先ほどから席の奥にいる、あの奇妙な男が何かするのですかな?」 「いや、僕はもう何もしないさ」露伴はつぶやいたが、誰の耳にも入らなかった。 その代わりに、アンリエッタの声が響き渡る。 「ならば仕方がありませんわ。あなた方に同情いたしますわ。情けはかけませんが」 「なにを言っておられる?」 「おいでなさい! 私の『使い魔』!」 次の瞬間、アンリエッタの隣に、醜悪な紫色の人影が出現した。 「なんだ、これは――ぐぁあ!」 アンリエッタのすぐ隣にたっていた、元役者のメイジが昏倒した。泡を吹いている。 それを皮切りに、次々に、舞台の上に立つものが倒れていく。 みな、無残に皮膚が溶け出し、苦悶の表情をかもし出している。 「うばしゃあぁぁぁ!!!!」 アンリエッタのそばに立つ人影は、涎をたらしながらあたりに向かって霧のようなものを出している。 「なんだッ、これはッ!」 リッシュモンはそう叫んだ。彼の脳裏は、現在起こっている状況を把握することを拒否した。 アンリエッタは、狂信の信徒が異端者を見る目つきでリッシュモンを見た。 「私の使い魔、『パープル・ヘイズ』。性格は凶暴ですが、慣れるとかわいらしいものですわ」 アンリエッタはそういうと、自分のハンケチを取り出し、愛おしそうにパープル・へイズの涎を拭いてやった。そして、両手でパープル・へイズの顔を覆うように優しくなでた。 「ふふふ……私のパープル・ヘイズ。お利口さんね」 「ぐぁふぅッ!」パープルヘイズは、主人によくなついたプードル犬のような目つきでアンリエッタを見つめている。 時が時でなければ、よい主人とよくなついたペット、といえようもなくはなかった。だが。 「ば、化け物めッ――」リッシュモンはうめいた。 アンリエッタがパープル・ヘイズと耽美な時を過ごしている間にも、彼の手勢は次々に惨殺されているのだ。 「さて、今生の覚悟は御済みになって?」アンリエッタが聞く。 その傍らには戦意十分のパープル・へイズ。 気がつけば、舞台の上で生きている人間は、アンリエッタとリッシュモンだけになっていた。 リッシュモンは、引きつった笑顔を隠すことができない。 人間がおびえた時の、恐怖の笑いだ。 だが、 「まだまだですな」彼はそういい、床を強く踏みしめた。 次の瞬間、彼の足元に穴が開き、彼の姿を飲み込んでいった。 その部分は、舞台のせり担っていたようである。 リッシュモンは逃がした。だが、アンリエッタはまったくあせる様子を見せない。 「アニエス、後は頼みましたよ……」 彼女はそういったあと、パープル・ヘイズを見えなくしたのだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「あのアマ、とんでもない隠し玉をもっていたな……」 リッシュモンはそういいながら、暗がりの中、トリステインの下水をたどるように歩いていた。その行く手に立つ影がひとつ、 「ここまでだ、リッシュモン。お前の悪事も、この薄汚い溝で清算する日が来たようだな」 アニエスであった。 だが、リッシュモンはアニエスの言葉に動じる様子はない。 「人は誰でも『救い』が必要だ……」 彼は呟いた。 「わかるか、この意味が……」 「何を言っている?」 「私はただ金や地位がほしくて高等法院という地位にまで上り詰めたのではない」 「お前が無辜の平民を奴隷のように扱いたいたかったのか?だがそれも今日でおしまいだ」 リッシュモンは頭を振る。 「アニエス。お前は何もわかっちゃいない。」彼は不敵に笑う。 「この世には二種類の人間が存在する。いいか、『二種類』だ。男女の違いでは断じてないぞ? それはな、『支配されるもの』と『支配するもの』だ。 陳腐な言い草のようだが……この世には、与えられた自由をもてあましてしまう人種が存在するのだ」 「何が言いたい!」 「つまり、アニエス。お前のような、魔法の使えない、この世では暴力でしか立身出世できない人種のことだ。 知性が暴力に勝るように、アニエェス! お前はわし達、真の貴族にとって単なるナイフにしか過ぎんのだ!」 「ふざけるな! 私は人間だ! 自由意志を持つ、お前たちと同じ人間だ!」 「違うな。私は始祖ブリミルの遺体に選ばれたのだ! 今! 証拠を見せよう!」 リッシュモンは懐から何か長細いものを見せた。 「何だッ――それは、リッシュモン!」 「今こそ、『始祖ブリミルの脊椎』よ!われを導き給え!」 リッシュモンの体が鈍く光る。 それと同時に、あたりに夕日の光が充満していった。 一瞬の間のあと、アニエスは気づいた。 これは……いや、ここは…… 先ほどまでいたはずの下水の通路とは、あまりにも空気が違いすぎる。 ダングルテール? いや、それよりも、リッシュモンは? アニエスの背後で、リッシュモンの声がする。 「いやはや、お前まで始祖の恩恵を受けるとはな……ちょっとした計算外だ……」 「リッシュモン。これが、この瞬間移動がお前の切り札か?」 「そうだ、いや、『そうだった』。やはり私は運がいい。転移先がここだとは。私は第二の切り札が使えるようになった! みよッ! これが、私の最後の切り札だッ!」 リッシュモンは懐から銀色の円盤を取り出し、それをためらいもなく頭に差し込んだッ! 次の瞬間、信じられない光景がダングルテールの町跡に繰り広げられた。 燃え盛る火、火、業火。 逃げ惑う人、焼かれる人。それに向かって無心に杖を向けるメイジの一団。 突如出現した人々は、どの人間の表情もうつろだった。 アニエスが戸惑っている間にリッシュモンはメイジの一団にまぎれていった。 リッシュモンの声が響き渡る。 「どうだ、わしの切り札『アンダーワールド』は。脊椎で転移した場所がここでよかった。ここでは、メイジ以外の人間はみな焼け死んだ。どうするアニエェス! このまま、焼け死ぬがいい!」リッシュモンは、すでに煌々とした表情をしている。 「人類が品種改良した家畜は自然界では簡単に淘汰される。 狼などの野獣に、簡単に食い殺されてしまうからな…… あいつらが生きていくには、人間の保護が必要なのだ。 家畜が自然界で生きられないようにッ! お前たち平民がッ! メイジの加護なくして生きられようはずがないのだぁッッッ!」 「ならばッ! そのための牙だ! われわれは自ら生きるためにッ!六千年もの忍従の時を経てッ! 剣や銃という牙を研いできたのだ!」 アニエスは近くの民家に身を潜める。だが、そこにもメイジの一団が容赦なく火炎の魔法を浴びせかけてくる。 「くそッ。絶体絶命か……」 そう考えるアニエスのもとに、一人の少女が背後から歩み寄ってきた。 「この村の大人たちはみな焼け死ぬの……私のお父さんも、お母さんも…… これからあと十分後、私の両親は二階で抱き合ったまま焼け死んじゃうの…… それはもう決まったこと。誰にも変えられないわ」 アニエスは思わず、その少女を抱きしめた。 「大丈夫だ。お前は私が守ってみせる」 「いいえ、あなたには私を救うことはできない。これは過去に起こった地面の記憶。誰にも過去に起こった出来事を変えることはできない」 「そんな……」アニエスは絶句した。だが、同時に、あることに気がついた。 「どうした、もうあきらめたのか?」リッシュモンの嘲笑じみた怒号が、火の街を響き渡らせる。 リッシュモンの目の前に、アニエスが現れた。 彼女は村の少女を小脇に抱えている。 「観念したようだな」リッシュモンはきざに杖を振り回し、火炎の魔法をアニエスに向けはなった。 だが、アニエスはまったくよけようともしない。 それどことろか、少女をたてにして、リッシュモンの方向へと駆け寄ってくる。 「馬鹿な!そんな餓鬼ごとき、お前もろとも焼き尽くしてくれるわ!」 リッシュモンの放った魔法は直径三メイルほどの火球となってアニエスたちを襲う。 だが、刹那。 どういうわけか、彼の放った魔法は少女の前面で掻き消えた。 「なっ!」リッシュモンの驚愕は一瞬、だが長い一瞬の間であった。 「うぐッ!!!」間合いのつめたアニエスの長剣が、リッシュモンの腹を貫く。 「あの時私は焼け死ななかった! 私は生き延びた! この過去の記憶は、誰にも変えられない!」 「そうか……貴様……生き残りか……」 「そのとおりだ。今こそ、ダングルテールの民の敵、討ち取る!」 アニエスは突き刺した長剣の柄をねじった。そこから、リッシュモンの体内に酸素が猛毒となって送り込まれる。 「畜生……貴様ごとき……下賤の平民風情に……」 終わった。 アニエスは地面に倒れこんだ。両膝ががくがくと笑っている。 『幼いアニエス』を盾にしたからといって、リッシュモンの魔法をすべて『いなした』わけではない。今の彼女には、立ち上がる気力をためる時間を必要としていた。 「お姉ちゃん、大丈夫?」少女が言った。 「ああ、もう大丈夫だ」そう答えたアニエスは、少女が半透明に消えていくのに気がついた。 「おまえ……」 「ええ、スタンドの力がつき始めたのよ。その前に、パパやママのところに行かなくちゃ。そこで、私は気を失うの」 アニエスは後を追おうとしたが、足に力が入らない。 「まて……」 アニエスの言葉に耳を貸す様子もなく、少女は納屋の二階へと上っていった。 そこから話し声がする。 「…この子だけでも……」 「…疫………て持って…ない・・・」 どうやらそこに、実験小隊の指揮官がいるようだ。 なんとしても、その男の小隊長を突き止めねば…… アニエスは残りの力を振り絞って、張って二階に向かっていった。 だが、そこにはすでにメイジの姿はなかった。 変わりにいたのは……平民の夫婦だけ。 だが、アニエスは、その二人に見覚えがあった。 「……パパ…ママ……」 二人はアニエスの存在に気づくことなく、ベッドの上で静かに息を引き取って言った。 最後に、 「アニエスに、神のご加護が……あらんことを……」と呟きながら。 「パパ!ママ!」 アニエスが一瞬送れてそう叫んだ先には、土の壁しかなかった。 リッシュモンのスタンドの力が尽きたのだった。 「母さん……父さん……」 アニエスは、止め処もなく流れてくる涙を、どうにかして止めようとしても、もうどうにもとめられなくなっていた。 第五章 カネによる忘れられゆく記憶 Fin...
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18002.html
―――――――――――――――― 「……ん」 薄目を開き最初に飛び込んできたのは、ピンク色のカーテンだった。 しばらくまどろんだのち、周りの状況を確認することにした。 枕の感触がいつもと違う、かすかだけど薬品の匂いがする。 寝てるはずなのに靴下を履いている。 それに、太腿から下に直接布団の感触があった。 着ているのはパジャマではなく、制服だった。 保健室にいる、やっと思い出した。三時間ほど眠っていただろうか。 「風子やっと起きたわね」 「わぁっ!」 急に話しかけられ心臓が高鳴ったが、すぐに英子ちゃんだとわかった。 上体を起こし呼びかけに答える。 「ビックリしたよ英子ちゃん」 「ごめん、よく寝てたから。はい、これ」 差し出されたのは私の鞄だった。 「教科書は教室に置きっぱなしだけどね」 「もう放課後だから今日はこのまま帰ったほうがいいわよ。 勉強しないでゆっくり休んだら?」 わざわざ教室まで戻らなくてもいいように持ってきてくれたのか。 彼女はいつもこう、お節介で親切で、本当に優しい。 「ありがとう、私恵まれてるね」 「何かあったの? 風子」 「ううん、何でも」 彼女は無理に聞き出してこない、そういったところも優しい。 「じゃあそろそろ帰るよ」 そう言って帰り仕度を始めた私に、彼女が心配そうに尋ねてきた。 「一人で大丈夫なの?」 「もう平気」 「風子、あんまり無理しないでね」 私は笑顔を作り少し強がって見せた。もう大丈夫、心配要らないよと。 無理はしていない、きっとそうだ。 今だって大丈夫、一人で帰れる。 「ねえ、英子ちゃん――」 出かかった声を抑えることはせず、すぐに言葉を続けた。 「やっぱり一緒に帰ろう」 「そうね、夏香呼んでくるわ」 ―――――――――――――――― 『三年二組高橋風子さん、進路指導室まで来て下さい』 弁当を食べたあと数人で談笑していると、 山中先生の声で校内放送がかかった。 私は「ちょっと行ってくるね」と言い教室をあとにした。 廊下を歩み階段を下り、指導室の扉の前に立つ。 ドアを二回ノックし、先生の返事を待ってから中に入った。 指導室には初めて入ったがドラマでみる取調室みたいだ。 でも窓が広くて明るい。 白く透き通ったカーテンが閉められていて、 プライバシーもある程度確保出来そうだ。 「高橋さんこっちよ」 「失礼します」 「じゃ、そこに座って」 机も角ばった物ではなく、卵のように丸みをおびている。 先生に向かい合って座ると意外に近く、少し手を伸ばせば肩に届きそうだ。 「先生、どういった話でしょうか? あまり身に覚えが無いんですけど」 「進路の話じゃないの、飴なめる?」 そう言って飴が三個差し出された。 白い包み紙には赤と青の模様が水玉のように配置されている。 そこには可愛く舌を出した女の子がデザインされていた。 「はい、あとでいただきます」 甘い味を想像しながら制服のポケットにしまいこんだ。 話とはなんだろう、進路じゃないとすれば素行の話だろうか。 さすがに制服の着方の話ではないだろう。 そんなことを思いながら先生を見つめた。 「高橋さん。渡り鳥って仲間がケガしたときどうすると思う?」 嫌な想像が頭をかすめた、仲間に置いていかれる渡り鳥。 自分と重ねてしまうのは考えすぎだろうか。 「……置いて行かれると思います」 「それがね、違うのよ。ケガして地上に降りるとき、 他の鳥が付き添ってあげるんですって。 意外でしょう? 自然って厳しいと思ってたけどそうでもないみたい」 何を言いたいのか意図がつかめない、 鳥の生態を聞いたところで役に立つんだろうか。 「先生、いったい何の話ですか?」 「ある生徒から相談があってね、 友達に卒業するのが寂しいって言われたらしいの。 そのとき自分は何も言ってあげられなかったって」 「先生、ある生徒って……」 「それで私の所に相談に来たってわけ、力になってやって欲しいってね。 いい友達を持ったわね高橋さん」 ――ああ、私の知らない所で動いてくれている。 彼女はいつもこうなんだろうか、それに比べて私は何も出来ていないのに。 「真鍋さんよ」 ――なんで、先生も和ちゃんもなっちゃんも英子ちゃんも。 「どうしてですか! なんでみんな優しくしてくれるんですか!」 行き場の無い感情が口をついて出た。 わからない、自分にそんな価値があるのかどうか。 「みんなに親切にしてきたからよ。その分が今返ってきたの」 「違うんです、私が優しくするのは――」 かっこいい理由なんて無い、もっと後ろ向きな理由。 「……嫌われたくないんです、傷つきたくないだけなんです」 結局は自分の弱さから出た行動なんだろう。 それだけじゃないかもしれない、でも何が本当かわからなかった。 視線を下げ、泣きそうになるのをこらえながら、 ずっと、無機質な机を見ていた。 「一人にはなりたくないんです」 「聞いて高橋さん」 「……聞いてます」 母親になだめられる子どもの様で、自分が惨めに思えてきた。 「あなたの優しさは弱さから出たものなのかもしれない。 ……いいわ、それでも。嫌われたくないって思うのは当たり前よ」 「でもね、優しくする理由はそれだけじゃないと思うわ。 あなたが気付いてないだけ、きっと他にもあるのよ」 「一つだけお願い。 あなたが大人になって強くなっても、優しいままでいて欲しいの。 本当に強い人っていうのは優しさも持ってるはずだから」 「でも私……、どうすれば強く、どうすれば大人になれますか?」 私はようやく顔を上げ、重々しく口を開いた。 「難しいわね、かくいう私も立派な大人じゃないし。 一つ言えるのはやるべき事をやる事かしら」 やるべき事とは一体なんだろう。受験生にとってはやはり勉強だろうか。 「勉強だけというわけじゃないのよ、大事だけどね」 「本を読んでみるのもいいかもね、 学校で習うことなんてほんの一握りなんだから。 知識が広がるわ、あなたはもう知ってるかもしれないけど」 「それ以上に人と関わってみる事ね、苦手だって思ってるでしょう? 大丈夫よ、時間が掛かっても絶対慣れてくるから」 「旅行してみるのもいいわね。卒業旅行とか考えてみたらどう?」 「必要だと思ったらなんでもやってみなさい、自分のためになるわ。 身に付けるべき知識、築くべき人間関係、積極的な意志、 ブランド品より価値のあるものよ」 先生は私の目をじっと見つめて、付け加えるように。 「こういうのが揃ったらどうなると思う? きっとあなた無敵よ、本当にいい女になるわ」 「――さて、話はおしまい。年をとると説教臭くなって嫌ね」 まだ若いのに、学生に囲まれるとそう感じるのだろうか。 「先生は若くて綺麗です、説教臭くもありません」 「あら上手ね」 「あなたとはもっと早く話したかったわ。 気付かなかったの、色々考えてたんだなって」 そんな素振りは見せなかったし、訴えかけもしなかった。 気付かないというのは当然だろう。 「ごめんなさい」 そうつぶやいた先生は少し弱々しく見えた。 「どうして謝るんですか? 私が平気なフリしてただけなのに。先生は悪くないです」 「……ありがとう。先生っていうのは意外と生徒を見てるの。 だからこそなの、気付いてあげたかったなって」 私はあまり目立つ方ではない、それは自覚している。 でも見ていてくれた、私の事を。 大勢の生徒としてではなく私を。 「このクラスには問題児が多くてね、ついつい気を取られちゃうの。 でもちゃんと見てるわ、あなたのこと」 「……ありがとうございます」 「大丈夫、私はいつでも味方よ」 なんだか恥ずかしくなって、思い出したように声を発した。 「えっと……相談があるんですけど」 「ごめんね私ばかり喋ってて、卒業のことね?」 わずかながら気は楽になっていた。 今ここで話を聞いていられるのはみんなのおかげ。 不安ばかり見つめて、手に入れたものに気付こうとしなかった。 「卒業するのが嫌なわけじゃないんです、 こんな気持ちのまま卒業するのが嫌なんです」 結局は気持ちの問題、いつだってそうだ。 一年のとき周りと馴染めなかったこと、 そのことが尾を引いているのかもしれない。 「私は成長出来ていないのかもしれません、 中身は一年生のときのままなんです。 だから……みんなと違って寂しいなんて思ったりするんです」 「それは違うわ、高橋さん」 先生が迷いの無い声で話し、言葉を続けた。 「人は変わろうとするとき不安になるの、それが証拠よ。 でもあなたなら大丈夫、心が痛いってこと知ってるでしょう? そんな人ほど強くなれるわ」 「それとね、私の経験から言わせてもらえば、 卒業しても友達は友達のままよ。 同窓会とかで会ったりするとね、 何年も離れてたのに昨日も会ってたような気になるの」 先生はわずかに視線を落として柔らかい表情を見せた。 もしかして高校時代を思い出しているのだろうか、その仕草が可愛く見えた。 「そういうものなんですか? 私には想像つきませんけど」 「そうよ、時間や距離なんて関係ないの」 「少し楽になった? 私の経験談じゃ駄目だったかしら」 「いえ、そんなことありません。ありがとうございます」 「もう少しここに居る? 昼休みが終わるまで居てもいいのよ」 「もう行きます。ありがとうございました」 今はとりあえず一人になりたい。 感情を上手く処理できなくて混乱しそうだ。 「そう、いつでも待ってるわ」 ―――――――――――――――― 指導室をあとにした私は、一人になれる場所を探していた。 色んな言葉が頭に渦巻いている。 泣きそうなのを見られないように、顔は上げないまま、上目遣いで歩く。 『これだけは言えるわ。卒業してもずっと友達よ』 和ちゃんだって寂しいのにこんな言葉を掛けてくれた。 私こそ励ましてあげないと、友達なんだから。 『少しは私たちのこと頼ってくれていいんだよ』 なっちゃんは面倒見がいい、みんなにも頼られている。 頼ろうとしなかったのはただの意地だ。 私は、『自分でなんとかしなきゃ』『迷惑になるんじゃないか』 といった思いで何も言えなかった。 人に頼るのも勇気がいる。 保健室、ここはどうだろうか。かすかに人の気配がする、だめだ。 階段を昇って上に行こう。 『風子、あんまり無理しないでね』 英子ちゃんの前で自分を偽った、無理なんかしていないのは嘘だ。 弱い自分を認めたくないから強がった。 理科室、離れたところでも声が聞こえる。次はどうしよう、見つからない。 昼休みの廊下は賑やかだ。 このままだと『二組の高橋さんが廊下で泣いてた』、 なんてことになりかねない。 上手い具合に空き教室があった。 昼だというのに薄暗いのはカーテンが閉められているからだろう。 ここは本当に人が居ないんだなと安心する。 「うぅ……」 ドアを閉めた途端涙があふれてきた。 そのまま壁に背中をあずけ、重力に従いその場にうずくまった。 誰が置いたのだろうか、 隅の段ボール箱には丸められたポスターが入っている。 「せんせぇ……」 『大丈夫、私はいつでも味方よ』 私を見てくれていないと思っていた。 でも違ってた、ちゃんと一人一人を見てくれていた。 「……っく、……っう」 制服の袖が濡れるのもかまわず、顔を押さえた。 ハンカチがあったことを思い出し、制服のポケットから取り出す。 そのまま顔に当てて泣き続けた。 手を拭く以外に使ったのは初めてかもしれない。 ハンカチをしまったとき、ポケットに入ったままの飴に気付いた。 まだ涙は止まらないけど一つ食べることにした。 両端を引っ張り包み紙を開き、手のひらに乗せ口に放り込んだ。 口内で転がし、少しずつ舐め、そのうち甘い味が染み出した。 甘いものは元気を出してくれる、単純だけどそう実感した。 先生はそう思って飴をくれたのだろうか。 立ち上がってスカートの後ろを手で掃い、 ドアの前に人の気配がないことを確認する。 念のためもう一度目元を拭いドアを開ける。 心なしか、廊下が明るく見えた。 ―――――――――――――――― 教室に戻り、席に座っている和ちゃんと唯ちゃんに声を掛けた。 「和ちゃん、唯ちゃん」 伝えたいことは色々あった、『ありがとう』とか『ごめんなさい』とか。 「えっと……」 言葉だけで気持ちは伝わらない、 そんな思いが私に似つかわしくない行動をとらせた。 右手を和ちゃんの肩に、左手を唯ちゃんの肩に乗せ、二人を励ます。 「受験頑張ろうね」 目を丸くする和ちゃん、顔を明るくする唯ちゃん。 私もきっと笑っているだろう。 「そうだ、これあげるね」 私はポケットに入ったままの飴を取り出し、二人に差し出した。 「あ、ペロちゃんだ! ありがとう風子ちゃん」 「頂いておくわ」 二人の返事を聞き、私はすぐに踵を返した。 4
https://w.atwiki.jp/soraguni/pages/46.html
遺書 わたしは つるぎのはを ひだりむねに ついた。 ・・・ドクドクと ちが わきでてくる!! ああ!! なんて おろかなのだ。 じぶんの いのちを じぶんで たってしまうとは!! ・・・わたしなきあとの せかいは やみに つつまれて しまうであろう・・・。 … … … ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! ああっ ひが・・・!! たのみのつなの ひが きえてしまった。 くらい!! みわたすかぎり まっくらやみだ!! わたしは あかりを もとめて てさぐりで いどうしようとした。 ゴンッ!! そのとたん あしがすべり かべに きょうれつに たたきつけられてしまった。 ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! わたしは ガイコツに むかって およぎはじめた。 グイッ!! さめだ!! もうれつな ちからで わたしの あしを ひっぱっている!! おろかにも じぶんの にくたいを えさとして さめに ささげてしまった。 わたしが さめの いぶくろに はいりきるころは ここは ちの いけのように なっているだろう。 ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! とつぜん くろいかげが わたし めがけて とびかかってきた。 ひいっ!! なんだ? こいつは・・・。 きみょうに へんけいしている!! よくみると くろい いぬのようだ。 どうやら じっけんによって どうもうな けものに かえられたらしい。 あれこれ かんがえているうちに けものは わたしの からだを くいちぎった。 ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! わたしは くらやみを はしごづたいに おりていった。 はっ はしごが ない!! おもわず あしを ふみはずして しまった。 くらやみに らっかして しぬことは わたしの うんめいだったのかも しれない・・・。 ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! かがみが われた。 おっ なんだ!! くうきを すいこんで いくぞ!! ・・・うわーっ!! からだも すいこまれてしまった!! かがみの そとには くうきが ない!! こきゅうが できない!! だっ だれか!! たすけてくれ!! ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! うおーっ!! わたしは さけびごえを あげ ほのおの なかへ ホップ ステップ ジャンプ・・・ かーるいす!! わたしは もえつきてしまった。 ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! むなしい さけび!! わたしの からだは ちゅうに ういた。 ぐるぐる ぐるぐる・・・。 なんの つながりもない いろいろな ことが あたまの なかを かけめぐる。 さいごに わたしが みたものは あんこくの なかで あやしく ひかりを なげかける ほしの またたきだった。 ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! わたしは はなを つまみ あぶらのなかへ とびこんだ。 あづーっ!! わたしは とけてしまった。 ああ!! わたしは ゾンビにも なれないのか・・・。 ざんねん!!わたしのぼうけんはここでおわってしまった! 竹島のこと描いたの消すなよww -- みょん (2023-11-01 21 26 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/atraincitylife/pages/52.html
【空からうきうき鉄道各地区リンク】 総合案内所 A.群青本社 B.芦摺支社 C.蒼星支社 D.青桜管区 【青桜管区各ページリンク】 開発前期 開発中期 開発後期 A9リメイクver 青き湖と美しき桜の咲く里 青桜管区 はじめに 青桜管区の紹介 青桜管区の位置づけ 青桜管区の経営方針 青桜管区開発記録(前編) プロローグ 青桜管区の『はじまりの地』興浜地区開発 青桜管区の中心地青津を目指せ! 26年4月28日 青桜管区白紙ダイヤ改正『蒼星支社への乗り入れ開始』 銀星線全線運行を目指せ! いつものアレはありませんが・・・ 青き湖と美しき桜の咲く里 青桜管区 はじめに 空からA列車を見てみようWiki本格稼働から3ヶ月、かねてから開設してから何かやろうと思っていましたが、ようやく開設記念企画が実現しました。それは、空からうきうき鉄道(略して空鉄)です。この企画の詳細についてはここで説明していますので、省略しますが、管理陣の一人であるNisさんをだいひょとし、4箇所のマップがある中で各々1箇所のマップの開発を担当していきます。 改めまして、こんにちは。空からうきうき鉄道のマップD担当(青桜管区担当)の丁稚クラスです。今回は4箇所のマップで東端のマップを担当いたします。一応、空Wiki上では初めての「フリーマップ」での開発および投稿となります。合同で開発ということで、各々の様子を見つつ、開発を進めていくため、当方単独作品よりスピードが落ちますが、なにとぞご理解のほどよろしくおねがいします。また、今回は単独作品ではないので、テンプレにそわない形で開発記録形式で記述していきたいと思います。というわけで、先がどうなるかわかりませんが、長い目でご覧いただければ幸いです。 この作品についてのコメントはこちらへどうぞ。 青桜管区の紹介 まずはサテライトをご覧ください。 これが、初期状態の青桜管区のマップとなります。北側に湖があり、中央部は山岳地帯、それから丘陵地帯を経て、南部は海沿いにちょこちょこと集落があります。 続いては観光名所など(となりうるところの)紹介です。 サテライトを無理矢理大きくしたので、画が荒くて恐縮ですが、順をおって紹介します。すべて観光名所にできるかどうかは当方次第ですがw 水竜峡水竜川の青桜湖下流付近にある峡谷になります(という設定)。急流である水竜川が切り開いた絶壁が続く渓谷であり、花崗岩の岸壁にはアカマツやモミジが自生し、新緑や紅葉が見事で、その風光明媚な景色は観光客にも好評です(という設定)。観光資源として「水竜ライン下り」が運航されており、隣の蒼星支社の北東部付近まで運航されています(という設定)。8時から15時まで1時間に1本ペースで、冬季にはこたつ舟も運航されます(という設定)。約40分船上から大岸壁や奇岩など渓谷美を眺望できます(という設定)。 青桜湖青桜湖は急流である(という設定の)水竜川の途中にある湖です。青桜地域で一番目立つ観光名所であり、青桜地域といえば青桜湖というほど有名な地であります。湖の真ん中には桜が咲いている島(桜神島)があり、そこが青桜地域の神の祀りどころであり、青桜地域住民の心の拠り所でもあります(という設定)。青桜湖南(華厳温泉付近)から桜神島へ続く道は「神の道」と呼ばれており、途中で、島への道が途切れています。ちなみに、桜神島には奥深くに金銀財宝が眠っているといわれ、それを探す者たちが続々と桜神島に訪れようとしますが、「神の道」あたりで急流に流されことごとく命を落とす者が絶えないという伝説があります(という設定)。桜神島には小さな社がありますが、桜が生い茂って(?)おり、容易には見つけられないそうです。なお、桜神島への船での上陸は青桜地域の条例によって禁止されています(という設定)。 華厳温泉青桜湖南にある温泉で、名前は青桜湖がある桃華地区および桜厳地区から壱文字ずつとっております。泉質は硫黄泉で、9つの源泉があるといわれています(という設定)。各々の源泉地は屋根によって保護されています。冬の寒さが厳しく、昔は夏場のみの湯治場だったといわれています(という設定)。なお、昔から歓楽色は全くなく、 湯には湯の花が浮かび、温泉街には温泉地ならではの硫黄臭が漂っています(という設定)。また、古くから足湯もあったといわれています。 天空峰青桜地域の南北を分けるように連なる山脈にある山になります。昔は天国への道が開かれており、時折天国から使者などが舞い降りたことから、天国へ近い山として、後に天空峰と名付けられたといわれています(という設定)。また天空峰周辺は僧侶の籠山修行もかつてはしきりに行われており、前述の青桜湖に浮かぶ桜神島とともに神を祀る地となっています(という設定)。 瑞武山青桜地域の東端の山脈中にある山になります。こちらも天空峰と同じく、かつては僧侶の籠山修行も行われていた地です。また、一時期は武者の修行もここで行われていたことから瑞武山と名付けられたといわれています(という設定)。現在では、ハイカーでにぎわっており、山小屋も随所にあるそうです(という設定)。 興浜青桜地域南東部にある海岸になります。青桜地域の歴史はこの興浜から始まったといっても過言ではない地(という設定)で、時が経つごとにその姿を変えながら、各々の文化や文明が発達していったといわれています。近年では、沖合漁業の中心地でもあり、港も設置され、漁船が停泊している姿をしばしば見ることができます(という設定)。 青津浜青桜地域南西〜南部にある海岸になります。こちらは興浜とは違い、沿岸漁業の中心であり、定置網漁業、地びき網漁業が中心となる漁業でにぎわっております(という設定)。沿岸漁業の経営規模は零細であることから、青津浜周辺には漁業集落が随所にあります。 青桜管区の位置づけ だいひょNisさんが本社担当なのはいうまでもありませんが、めんどーささんや白銀会長さんは支社と名乗っていて、なぜここは管区と名乗っているのかということを疑問に思っている方もいるでしょうから、ここで少しばかり種明かし(?)をしたいと思います。 それは、支社と名乗れるレベルにしないことからです。後述にも示しますが、田舎〜近郊都市をモデルにしますので、実際に支社でしたら赤字レベルだと思っていますw ですから、設定上は本社ないしは他の支社の管轄下にあることになりますが、それは視聴者のみなさんがどこの管轄下にあるかをご想像いただいて、この青桜管区の作品を見ていったほうが楽しみが広がるかと思っております。 青桜管区の経営方針 それでは、肝心の経営方針を簡単ではありますが記述しようかと思います。 基本的に自然発展を主とする今回は田舎〜地方の近郊都市レベルにするため、基本的に自然発展を主とします。鉄道を通すことで街発展をしていきたいと思います。なお、計画地域(興浜周辺など)に関しては最低限の手を入れて開発していきます。計画地域については、後述に随時記載して参ります。 Cマップとの接続部はできるだけCマップと差が出ないようにあわせるマップ境で、極端に景色がかわるのを防ぐため、Cマップ(蒼星支社)に隣接している部分はCマップの状況に応じて、開発等に対応したいと思います。 湖に浮かぶ小島の桜が1マスでも消滅しないようになんとかする市街化調整区域に指定しますが、桜神島の桜は1マスたりとも伐採されないようにがんばりますwなんせ、青桜地区の神が祀られているところですからね。そこは死守したいと思います。 湖側の鉄道線は基本単線とするローカル線感を出すために湖側の鉄道線は単線を基調としていきます。 複々線は禁止前述の通り、田舎〜地方の近郊都市レベルにするため、線路配置として複々線は禁止とします。 その他の条件として いばらの道で開発 市街化調整区域設定あり となります。 青桜管区開発記録(前編) プロローグ 本社で行われた会議により、空鉄の青桜管区の開発を担当することとなったわけですが、Nisだいひょから渡された(?)書類に記載されている内容は・・・。 観光地として開発せよ。 興浜に規模の大きい鉱脈が眠っているらしい。 青桜湖の小島(桜神島)には桜がいっぱい咲いてるよ♪ 市街化調整区域の設定をしたよ。 今回は「いばらの道」で開発してね、うふふ(キラーン☆ 最後を見た当方は・・・。 な、なんだってー! それもそのはず、実は当方はこれまで「いばらの道」で開発したことがなかったのです。いばら関係はNisだいひょの専売特許だからあえて「いばらの道」で開発するわけがないw 果たして、先はどうなってしまうのか!? と思ったら、書類の中に末期桃色の設計図などが入っている置き土産を発見した! よし、これで何ら問題はな(ry で、青桜管区を開発するキーポイントとして興浜地区の鉱脈から豆腐を取り出し、それを見果てぬ地へ輸出することにより銭コアをためるということが先決のようです。でないと青桜管区は確実に潰れます。管区長を解任されるかもしれない重要な問題なんです。あと開発も興浜地区から開始した方が後々安定した経営ができそうですね。 それじゃ、興浜地区の開発を始めましょうか。 ところで、興浜地区ってどこ? ご丁寧(?)に矢印と丸で指し示しているところ、それが興浜地区です。 それでは、青桜管区の開発のはじまりはじまり。 青桜管区の『はじまりの地』興浜地区開発 で、コンパス(?)を駆使して、興浜地区の鉱脈をみつけてみましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) というわけで興浜地区上空にやってまいりました。まあ、この辺に鉱脈が埋まっているようですから、鉱脈から豆腐を産出してみましょう。 ということで、最初は採掘場を11基設置し、興浜貨物駅設置後、東の果てに線路を敷設し、貨物列車は2本でそれぞれ8時間おきに出発させて、ひたすら全裸t(ryします。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) で、採掘開始から1ヶ月後ぐらいの様子です。ひたすら鉱脈を掘って、豆腐を取り出し、見知らぬ土地へ輸出します。あ、いつしかこちらに豆腐を売りつけにやってきたソーセージ支社にお返しに売りつけようかと思いましたが、いろいろな意味でコストがかかるので、使えないということで、利益が見込めてかつ需要のある(?)東に豆腐を送りつけましたよとw そうそう、お隣さんがどこかで響きが悪い云々いってるけど、やられ損は嫌いだからこっそりやり返しただけで、別に誹謗中傷じゃないからオッケーだと思うよw で、ひたすら放置して2年たちますと、採掘場の廃止ラッシュに入りますので、廃止となった採掘場の代わりに1基ずつ採掘場を建設していきます。で、また放置の傍ら、各種プラン等の実行および興浜港を建設していきます。また、興浜港の稼働機会を増やすために工場の設置を開始します。興浜港のまわりを工場で固め、興浜港を工業港にするという魂胆です。 その後、4年目の終わりにまた採掘場の廃止ラッシュに入りますので、廃止となった採掘場の代わりに1基ずつ採掘場を建設していきますがそれでは港からの豆腐輸出の面において足りないので、3〜4年目に工場を増やしております。 で、5年目から本線の敷設を開始していきますが、まだまだ本線敷設予定線上に採掘場が建っているのでちょこまかと延伸および興浜駅を設置します。ちなみにいったん興浜貨物駅を4年目に移設しています。 そして、7年目に入り、本線敷設予定線上にあった採掘場がなくなり、空鉄本線興浜〜興浜公園間の営業運転を開始しております。最初は3両編成で2本の列車で同区間を往復する強制チート発展方法を使い、ある程度興浜地区が発展するまでまた全裸(ryに入ります。 その後、空鉄本線を徐々に延伸していきます。9年目に入って、興浜公園〜桜海ヶ丘間の営業運転を開始しました。これで、興浜地区のお隣の沖月地区まで鉄道が開通しました。そして、列車は4本体制とし、できるだけ早く発展させていきます。 では、豆腐生産工場基地完成後の興浜地区の様子をご覧いただきましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 興浜港周辺の様子です。周りはガッチリ工場で固めています。この興浜港で豆腐を輸出することで年70億円以上の利益を出しています。ちなみに採掘場が生きていた頃は年100億円近くの利益を出していました。採掘場の豆腐を輸出した方がかなりの利益が得られると実感した次第です。 だいひょが防波堤を造成していただいて、それを活用するために港の位置を考えましたが、輸送船がジェットストリームジャンプ(?)をするせいで、あえなくボツ案になり、やり直しになりましたとさw #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 興浜公園駅周辺の様子です。豆腐生産工場の西側に公園を建設し、そこが興浜公園になります。この辺には貝塚もあるそうで、発掘作業が続けられているようです。興浜公園駅の西側に海王路トンネル(という設定)があり、トンネルを抜けると沖月地区に至ります。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 興浜駅周辺の様子です。正面口は工場に直結しております。裏側は興浜市街となっており、空鉄本線の終点としてふさわしい(?)街並みとなっています。南東側に東のはてに豆腐を輸出するための興東貨物線があります。相変わらず2編成の貨物列車を使って豆腐を輸出しています。 青桜管区の中心地青津を目指せ! 興浜地区開発後の当方の計画ではお隣の蒼星支社に近い青津地区を青桜管区の中心(管区事務所を青津駅構内に設置)とするために、空鉄本線の蒼星支社方面への線路敷設および空鉄本線の青津までの営業運転開始を目指していきます。 ところで青津ってどこなんだ? またご丁寧(?)に矢印と丸で指し示しているところ、それが青津地区です。 これから青津地区を目指して線路を延ばしていきます。青桜管区開発計画では青桜管区の玄関口かつターミナルとしての機能を備え、かつ運転上における重要な拠点としても機能するため気を抜くことはできませんね。それでは、青津までの線路延伸+営業運転開始までの過程をご覧いただきましょう。 興浜計画開発が終了した時点で、線路敷設は沖月まで敷設が完了しましたので、沖月地区の隣の漁部地区の中心駅漁部まで線路を敷設していきます。あとは、損益計算書や資金とにらめっこしながら、全裸(ryを繰り返し、線路を敷設していきます。10年目前半までに青桜管区の中心地となる青津駅まで線路敷設が完了し、10年11月29日には隣の蒼星支社境界までの線路敷設を完了しています。 その一方で、青桜管区マップのほぼ中央を東西に通る(だいひょ命令で建設しろと言われた【という設定】)高速道路を計画線通りに11年目前半までに建設を終えています。 では、ここで一服ということで10年目時点での営業運転区間の西端となっている桜海ヶ丘駅周辺の様子をご覧いただきましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 開発前の桜海ヶ丘の様子です。桜海ヶ丘という地名の由来は北に咲いていた桜と西にある小高い丘からとってつけたものとなっています。茅葺き屋根の民家1軒以外は森林の世界となっていました。この周辺にも少量の鉱脈が埋まっていたため、空鉄本線沿線の各地区の地下にある豆腐貯蔵庫へ豆腐を輸送し、いつ発展してもよいようにしておきました。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) その後、空鉄本線が敷設され、桜海ヶ丘駅を設置して営業運転を開始し、ある程度発展したところをスクリーンショットにしてみました。残念なことに桜は消滅してしまいましたが、今後の桜海ヶ丘駅周辺はおそらく興浜および沖月へ向かう通勤サラリーマンたちの住むベッドタウンとして今後は発展することでしょう。 その後の営業運転区間の推移ですが、まず11年目の中盤に沖月まで営業運転区間を延長、14年目の前半に三津まで延長、16年目の前半に漁部まで延長しております。これで、空鉄本線は興浜〜漁部間の営業運転を開始しております。なお、運行体制としては興浜〜沖月間と沖月〜漁部間に分けるという暫定ダイヤとしております。 あえてわけた理由は、主要駅でわざわざ乗り換えさせることで、主要駅周辺の発展を促進するという魂胆です。まあ、利用者にしては迷惑と言わざるを得ませんが、暫定ダイヤですから何ら問題はな(ry では、続いて開発前と16年目時点の沖月地区と漁部地区の様子を見てみましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 開発前の沖月地区の様子です。古くからある沿岸漁業の漁業集落が随所にあります。てか、「浜から遠いだろ」とツッコんではいけませんw 副業は林業という人もいますのでw そして下のあたりにちょこっと桜が咲いていていい風景を演出しています。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 16年目時点での沖月地区の様子です。画像の中央付近にある駅が沖月駅になります。遊園地・デパート・ホテルおよび左にちょこっと見える公園・工場は自ら建設しましたが、その他は自然発展です。それにしてもマンションAが多いこと多いことw あと下のあたりにちょこっと咲いていた桜については範囲が広がって、春にいい花を咲かせています。撮ったのは夏ですので、青々としていますw #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 開発前の漁部地区の様子です。ここにも古くからある沿岸漁業の漁業集落が随所にあります。沖月周辺とは違い、ビニールハウスがあったい、広葉樹の森があったりしますが、見た目は開発前の沖月地区とあんまり変わりませんねw #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 16年目時点での漁部地区の様子です。民家は結構建ちましたが、まだまだ田舎っぽい雰囲気は残っていますね。ちなみに画像中央にある駅が漁部駅になります。さあ、今後の発展に期待してみましょう。 ここで、16年目9月中旬時点でのサテライトをご覧いただきましょう。 本線の敷設が終わり、本線沿いの興浜〜沖月間はだいぶ発展してきたことが伺えます。漁部地区は民家が建ち始め、これからどう発展していくか楽しみなところです。 マップ中央部の西側には計画された高速道路も建設されております。そして、マップ南西部から北へ向かって新しく線路が延びていますが、それはどこかでお話しいたしましょう。 それでは、その後の空鉄本線の営業運転区間の推移を記載していきます。 そして18年目の9月頃に大動まで営業運転区間を延長しております。これで、空鉄本線は興浜〜大動間の営業運転を開始しております。なお、運行体制としては興浜〜沖月間と沖月〜漁部間に新しく漁部〜大動間が加わるという暫定ダイヤとしております。 それにしても、相変わらず主要駅周辺の発展を促進するという魂胆なので、乗客の利便性は完全無視状態になっていますw まあ、暫定ダイヤだから気にしたら負けですw(と勝手にいってみる) その後、20年目に入って、大動〜青津間の営業運転を開始し、とりあえずの目標である青津まで開通しました。運行体制としては興浜〜沖月間・沖月〜漁部間・漁部〜青津間の3系統に分けております。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 開発前の大動付近の様子です。民家が多くたっており、ゲーム当初の時点では一番民家が多く、人も住んでいたところであったと考えられます。小高い丘が大動の象徴と言えるかもしれません。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 本線敷設後の大動付近の様子です。画像中央には大動駅があり、2面3線の国鉄型(?)配線を取り入れています。民家が多い大動周辺ですが、今後はどのように発展していくのでしょうか・・・。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 開発前の青津地区の様子です。民家がちまちま建っているほかは、ご覧の通り針葉樹で構成された森林に覆われています。ここの管区長は「青津を青桜地区の玄関口かつターミナルにするんだ」と勝手に意気込んでいるそうですが、果たしてうまくいくんですかね〜? #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 前の写真よりは海沿いに出ていますが、本線敷設後の青津地区の様子です。画像中央に写っている駅が今後の青桜地区のの玄関口かつターミナルとなるであろう青津駅となります。この駅から南東側を空鉄本線が、興浜に向かってのびております。そして青津駅の東側で本線とわかれ、北に向かう路線が青桜湖線となり、華厳温泉を目指していく形になります。 さて、興浜から青津まで営業運転を開始した後はどのような街並みになっていったのでしょうか? 青津駅に列車が乗り入れてから4年たった頃(24年目)の本線沿いの主要地点の街並みを見てみましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 24年目の興浜の街並みです。10年目あたりになって画像のような街並みになりましたが、その後はほとんどかわっていません。画像の真ん中の十字路を中心として遊園地B・ホテルC・デパートDがあり、(一応)空鉄本線の終点(としておこう)にふさわしい街並みになったかと思います。テニス場やマンションAが多く建っているのは自然発展ならよくあることですw #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 24年目の沖月の街並みです。駅裏に咲いていた桜はすべて伐採されてしまいましたが、主要駅にふさわしい街並みになりました。ここも興浜と同様遊園地B・ホテルC・デパートDのセットがあります。それにしてもこのあたりもマンションAが多いですね。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 24年目の漁部の街並みです。前の画像では田舎めいた場所でしたが、地下の放置豆腐の影響でここまで発展しました。駅の近くにホテルC・デパートDのセットがあります。あと、マンションAも多いですが、雑居ビルも比較的多いのが漁部地区の特徴です。青桜管区内ではビジネス街といっても過言ではないでしょう。低層建築物ばかりですけどもw #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 24年目の大動の街並みです。駅前にはデパートDがあり、前述の3つの地区ほど規模は大きくありませんが、中核駅といえるぐらいの位置づけにしております。漁部の中心地区から離れていますが、漁部駅周辺が発展している影響からか、こちらも負けず劣らず雑居ビルが多く建っています。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 24年目の青津の街並みです。青津に列車が乗り入れ始めてから、少しずつではありますが、発展している様子がうかがえます。青桜管区の中心らしく遊園地B・ホテルC・デパートDのほかにスタジアムBも建っています。まだまだ森林がありますが、今後どうなるか期待したいところです。あと、特筆する点といえば、駅裏にマンションBと学校、遊園地Aがうまい具合に建っており、COMがGoodjobしてくれてよかったと思っております。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) そして、24年目の賢木原駅周辺の様子です。この賢木原駅をすぎてダブルシーサス(ダブルクロス)をこえた先が蒼星支社の管轄となります。森林が多く残っており、これからどうなるかといったところです。あとは旧集落とこれからつくられるだろう新しい街並みがどう共存していくかが見物といってよいでしょう。 そして、青津駅周辺がある程度発展してきた24年目夏頃に蒼星支社の境目に近い賢木原駅まで運行を開始し、これで青桜管区内の空鉄本線は全線開通を遂げました。 そして、現況ということで路線図をご覧いただきましょう。 現在のところ、青桜管区内における空鉄本線の駅数は13駅となっております。つい最近、投稿を開始した芦摺支社よりも駅数は少ないですが、地域密着という意味では芦摺支社とほぼ同じ性格を有している(?)といってもいいでしょう。振り子特急が大活躍しそうな線形という点でも似ていますし(いやむしろ青桜管区のほうが酷いかw)。 青桜管区内における空鉄本線のラインカラーは群青本社にあわせて水色(空色?)としています。当初はオレンジにしようかと思いましたが、統一性をはかるということで、とりあえず水色にしました。てか、水色は他の路線のラインカラーに採用するつもりでしたがw まあ、オレンジ色はどっかの路線で使うことにしましょう。で、賢木原駅から先は赤色で表現されていますが、そこから蒼星支社に入るという意味で色分けしました。なぜ赤色かはむこうのページを見ていただければわかります。 で、駅名にローマ字表記つけないの?と思ったそこのあなた。それはだいひょがやってくれるから問題ないw てか、今の時点でネタばらししたら面白くないでしょう。ということで、視聴者の皆様は答えが出るまで、いろいろと考えてみてくださいね。 ここで、24年目春時点でのサテライトをご覧いただきましょう。 16年目のサテライトと比べますと、空鉄本線沿線がだいぶ発展してきたことが伺えます。後述に記載されている銀星線もこの頃一部開通しており、空鉄本線沿線の北側の一部が発展していることがわかります。 北のほうを見てみますと、この時点で北側の空鉄の路線がすべて敷設されております。1つはすぐ後述に出てくる青桜湖線、もう1つは・・・おっと、この時点では伏せておきましょう。あまりバラすと先が面白くなくなりますからね。でも、後で必ず出てきますから、そのときを楽しみにしていてくださいね。 26年4月28日 青桜管区白紙ダイヤ改正『蒼星支社への乗り入れ開始』 青桜管区内の空鉄本線が全線営業運転開始してから、2年ほどになりそうな頃、隣の蒼星支社との直通運転開始という運びになりました。 概要は以下の通りです。 【26年4月28日ダイヤ改正概要】 壱:青桜管区内空鉄本線全線営業運転開始および蒼星支社との直通運転を開始 今回の改正で青桜管区の空鉄本線全線で営業運転を開始します。また、それに伴い空鉄本線の青桜管区内の愛称を南海線(みなみせん)と正式に命名します。 同時に蒼星支社との直通運転を開始し、蒼星支社の空鉄本線月日港駅まで直通運転いたします。なお、蒼星支社直通列車の運転区間は月日港~(空鉄本線)漁部・(青桜湖線)紺平口間となります。うち青桜湖線の列車はすべて月日港まで直通します。1日に9往復運転されます。 弐:空鉄本線のダイヤの見直し 今まで、青津~興浜間まで通しで乗車するとなると漁部・沖月で乗り換えとなっておりましたが、お客様の利便性を考え、乗り換えをなくします。これで早朝・深夜および蒼星支社直通列車を除いて全列車青津~興浜間を乗り換えなしで移動することができます。 ダイヤの詳細としては青津~興浜間の普通列車と月日港~漁部間の蒼星支社直通列車の2運行体制となります。 【参考資料】 26年4月28日ダイヤ改正時の車両運用の概要表 運行系統 運行区間 本数 青桜湖線〜蒼星支社直通列車 月日港〜青津〜紺平口 4運用6本 空鉄本線〜蒼星支社直通列車 月日港〜青津〜漁部 3運用3本 空鉄本線普通列車 青津〜興浜 12運用33本 ※すべて普通列車での運転となります。 まあ、こんな感じで、第一回目の白紙ダイヤ改正は終わりました。 では、26年4月28日改正時点の路線図を見てみましょう。 今回の改正の目玉とも言える蒼星支社直通も含まれているため、蒼星支社の区間も掲載しています。青桜管区内については、空鉄本線および青桜湖線の営業運転区間のみ表示しております。 青桜湖線のことについては別項に掲載させていただきますが、この時点で青桜湖線の半分は開通していることだけは記しておきたいと思います。 蒼星支社との直通により、蒼星支社・青桜管区両地区のさらなる発展が期待できるでしょう。普通列車のみの運行とはいえ、空鉄の中心駅ともいえるスカイシティ駅まで列車が乗り入れる(実際は月日港まで乗り入れ)ことは歴史的な出来事と言って過言ではないと思います。 銀星線全線運行を目指せ! 青桜管区では計画路線として4路線+1路線(観光鉄道。空鉄非管轄)ありますが、そのうち本線のバイパスとしてマップ中央付近を東西に横切る銀星線があり、本線のバイパス的役割を果たす目的で敷設を進めています。 では、ここで秘蔵資料(?)をご覧いただきましょう。 2つ図がありますが、末期な左半分は無視して、右半分をご覧くださいw 赤色が空鉄本線、白線が空鉄管轄の他線、紫線が観光鉄道という形になっています。これは敷設路線の計画予定図で、すでに空鉄本線は開通しました。今度は空鉄本線の北にあり、空鉄本線と同じく東西に線路が延びている銀星線の全線運行を目指していきます。計画予定図ではほぼ真ん中を東西に横切っている路線がこの銀星線です。 銀星線の敷設が始まったのは15年度からで、まずは太郎丸〜紺平口間を敷設し、その後18年度に紺平口〜下深林間を敷設、21年度に蒼星支社境界点〜紺平口間を敷設、23年度に丹柵郷〜棚端間を敷設、25年度に下深林〜丹柵郷間を敷設し、青桜管区内における銀星線の敷設は終了しています。 銀星線で最初に営業運転を開始したのは、22年目に入ったときで、紺山宮〜下深林間で営業運転を開始しました。両駅は営業運転開始当初からそれなりに(バスのおかげで)発展しており、さらなる発展を目指し、先行開業という形としました。 では、先行開業した紺山宮駅周辺と下深林駅周辺を見てみましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) まずは下深林駅周辺の様子です。すでに、興浜〜須川内間を結ぶバスが通っていた影響(?)で、ぼちぼちとは発展していましたが、列車が走るようになると急速に発展が進みました。とはいえ、低層建築物ばかりですがw それにしても民家やマンションAが多いので下深林駅周辺はベッドタウン(?)的な位置に属するかもしれません。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 次に、紺山宮駅周辺の様子です。下深林駅周辺ほどではありませんが、そこそこ発展しています。駅から離れた通りには雑居ビル群が建ち並んでおります。駅周辺にはボウリング場やテニス場、●●牧場があり、遊びには困らなそうな環境ですね。 その後、24年目になり、紺山宮〜紺平口間が開通、25年目になり、七星台〜丹柵郷間が開通しました。両区間の開通により、沿線は大きく発展を遂げ、銀星線沿線も本線に劣らないほどの発展を遂げています。 その後、26年目になり、山王原〜太郎丸間が開通し、27年8月18日に未開業区間の下馬ノ野〜山王原間・下深林〜丹柵郷間・七星台〜棚端間が開業し、青桜管区内の銀星線は全線開通しました。 そして、銀星線の路線図をご覧いただきましょう。 青桜管区内における銀星線の駅数は13駅となっております。これは27年目現在の空鉄本線と同じ駅数です。 銀星線のラインカラーはピンクとしています。当初は東西線という路線の予定で、水色を使おうと思ったら、本線で使用しているので却下となり、東西線つながりで考えたところピンク色となりました。しかし、東西線じゃありきたりすぎると感じた当方は、白銀会長さんと相談の上で、「銀星線」を正式路線名とすることに決定いたしました。ちなみに下馬ノ野駅をすぎると蒼星支社に入りますが、この時点で蒼星支社側の銀星線が未開通ということで、暫定的にグレーカラーで表記しております。というか、点線表記のほうがよかったかなと今更ながら思っております。本来なら乗り換え表記を入れるべき(太郎丸および紺平口で青桜湖線に接続)でしょうが、青桜管区内でも管区内総合路線図を作成してますので、そこにて反映するということで、この路線図ではあえて省略しております。 で、駅名にローマ字表記つけないのは仕様ですので、そこんとこはよろしくお願いします。答えはだいひょが制作する総合路線図で! それでは、青桜管区内の銀星線開通後の沿線の様子を見てみましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) まずは、蒼星支社との境界点に近い下馬ノ野駅周辺の様子です。端っこなたけにまだまだ発展途上な状態です。蒼星支社側が開通していない関係で現在は銀星線の暫定的な終点となっております。このへんは高速道路のインターも近いのですが、明らかに寂しい(?)風景なので、これからの発展に期待というところでしょうか。 てか、早くソーセージ支社側も開通させないと「アレ」を強制的には知らせる設定にしてやるわよと宣言してみるw #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 山王原〜太郎丸間周辺の様子です。山王原駅は高速道路の真下に駅があります。しかも、駅前に●●牧場とかw 不本意ですが、自然発展なので当面はそのままにするつもりです。画像中央下にある駅が太郎丸駅で青桜湖線(青津方面)が分岐しております。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) だいぶ時が逆戻りしますが、16年目時点の太郎丸〜紺平口間の様子です。この頃は紺平口駅周辺に民家がいくつかあるだけでした。ちなみに区間的に複々線っぽく見えますが、これは当方的に複線×2と解釈しておりますので、複々線禁止の縛りには触れてないと思っております。しかしまあ、妙な配線であることは認めますが・・・。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) あれから10年の時が経った後の紺平口駅周辺の様子です。民家が所々に建っていたあの風景の面影はなくなり、マンションAと雑居ビルばかりが建ち並ぶ街並みとなりました。駅裏には学校も建ったため、改良工事もしにくい(というよりやる気はない)状態となっております。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 紺山平〜紺山宮間の様子です。銀星線の紺平口〜紺山宮間営業運転開始から大発展(とはいっても低層建築物ばかりですが)していきました。おそらく、この区間が銀星線で最も発展している区間といっても過言ではないかもしれません。紺山宮駅(右下)周辺をみてみますと、先行開業時に比べると駅裏もだいぶ建物が建っております。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 下深林駅周辺の様子です。先行開業時に比べると少し建物が増えたぐらいで、街並みとしてはあまりかわっていないかなという印象です。もっとも、鉄道が開通する前からそれなりに自然発展していたから仕方がないのかもしれませんが・・・。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 下深林をすぎるとその名の通り深い林(?)の中を走ります。ここの画像上深林〜大深林間周辺になります。駅の周りは基本森林だらけですが、駅から少し外れたところに手動建設(?)した深林ニュータウン(という設定)があり、ベッドタウンとしての機能を有しています。紺平口方面および棚端方面に通勤・通学する旅客が多いのか、見た目に反してかなりの利用者がいます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) そして深林地区の中心、深林駅周辺の様子です。ここも駅の周りは森林となっていますが、離れたところに新深林ニュータウン(という設定)があり、ここもベッドタウンとしての機能を有しています。こちらは棚端方面に通勤・通学する旅客が多いのが特徴です。将来の優等種別の運行に備えて、3面4線になっています。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 深林をすぎると興浜地区の北に位置する棚端地区に入ります。このあたりも負けじと(?)豆腐工場が集中しており、七星工業団地(という設定)と呼ばれています。ここから棚端地区周辺の各地区へ豆腐を供給するほか、将来的には山を越えて北側への豆腐供給を予定しています。ちなみにこのあたりは銀星線の丹柵郷〜七星台間になります。銀星線の東部区間で唯一先行開業した区間になります。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 銀星線の終点である棚端駅周辺の様子です。まだまだ街並みとしては発展途上ではありますが、主要駅の必需品四天王(?)であるデパートD・ホテルC・スタジアムB・遊園地Bが建っています。興浜周辺に比べると寂しい雰囲気はありますが、大型施設が充実しているという点では特筆すべきところかもしれません。今後の発展に期待というところです。 銀星線開通にともない、青桜管区中央部の東西移動の交通基盤も無事に完成いたしました。これで青桜管区における二大幹線が完成しました。銀星線は本線とは違って、まだ蒼星支社との直通運転は果たせていませんが、すでに沿線がだいぶ発展している空鉄本線のバイパス線としての役割があり、かつ発展途上の地域も多いことから今後の銀星線沿線がどうなるか期待したいところです。 それではついでに銀星線開通後の空鉄本線の各主要駅の様子もご覧いただきましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) まずは青桜湖線が分岐する駅であり、青桜管区の中心駅として位置づけている青津駅周辺の様子です。空鉄本線蒼星支社乗り入れから2年経ちましたが、高層ビルや高層マンションが建ち始め、青桜管区の中心駅としての風格が備わり始めたといって過言ではないでしょう。なお、運行上の都合により青津駅東側のポイント数を増やすなどの改良が行われています。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 大動駅周辺の様子です。青津に近いせいかこちらも高層マンションが建ち始めました。トレードマーク(?)の丘ははっきりと見えると思います。逆に、駅舎がある側は街並み的にあまりかわっていない気がします。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 続いて漁部駅周辺の様子です。このへんは発展しつくしている印象が強いせいか、空鉄本線蒼星支社乗り入れから2年経っても街並み的にはそんなにかわらない印象です。それでもよく見ると高層建築物が建ちそうな土地が随所に見受けられます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 沖月駅周辺の様子です。こちらも発展しつくしている印象が強いせいか、空鉄本線蒼星支社乗り入れから2年経っても街並み的にはあまりかわっていません。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 興浜駅周辺の様子です。やはりこちらも発展しつくしている印象が強いせいか、空鉄本線蒼星支社乗り入れから2年経っても街並み的に全くかわっていない気がします。この北の棚端地区は発展途上であることから、青桜管区の東部地域においては相変わらず一番発展しているといっても過言ではないでしょう。 それでは、銀星線が開通して半年強すぎた頃である28年目4月時点のサテライトをご覧いただきましょう。 24年目の頃に比べると銀星線沿線の発展度合いが増しているほか、深林地区の開発も進んでいることがわかります。銀星線青桜管区内全通に伴い、発展スピードが早くなってきた気がします。 その一方で、北側の観光鉄道敷設も完了しており、これで青桜管区内のすべての鉄道路線の敷設が完了しました。 さあ、これから青桜管区のある意味大一番であると思われる山を越えた北側の青桜湖周辺の観光開発に力を入れるときがやって参りました。ここからが青桜管区の開発における本番となります。ここまでは序章といったら大袈裟ですが、下積み期間にしかすぎないと考えております。総合案内所にもある通り、青桜管区の将来として観光地としての位置づけがある以上、まだ本題に入ってないのです。ここでようやくの折り返し地点。これから北を目指しましょう! いつものアレはありませんが・・・ このページも容量いっぱいになってきましたので、当方の最近の作品みたくあのネタをここで出す気はありません(元々2ページ構成は想定の範囲内)が、続きがございますので、続きも過度な期待をせずにご覧いただければ幸いでございます。 ということで、続きはこちらとなります。 【つづく】(この項の投稿完了日時:2012年5月)
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/6309.html
旭川ラーメン あさひかわラーメン 北海道旭川市の郷土料理。 特徴 スープ だしは豚骨・鶏ガラと煮干・昆布、味つけは醤油、色は澄んだものが多い。ラードを入れ、上部に油が浮いている。 かつての旭川市は養豚業が盛んだったため豚骨が使われたが、その臭みを消して風味を整えるため煮干や昆布を併用するようになった。 表面の油の層は、冬期に零下30度にもなる気候条件において、冷めにくくするためと言われている。 麺 中細の縮れ麺が多い。加水率は28〜32%と低い。 自家製麺をしている店舗もあるが、市内の製麺所、加藤ラーメン、藤原製麺の麺を使用する店が多い。 具 昔ながらのものは、ねぎ、メンマ、チャーシューとシンプルである。 メンマは味付けせず塩抜きだけしたものが多い。 2007年8月13日 旭川らーめんまつ田 関連項目 2007年8月13日 2011-05-04 ご当地食べ物一覧 旭川らーめんまつ田 旭川市 飲食店一覧 この項目のタグ 北海道 旭川市 郷土料理 食べ物 タグ「北海道」「食べ物」がついた項目 あげいも / 旭川ラーメン / 梅屋 / カツゲン / ガラナ / き花 / コマイ / サッポロクラシック / 札幌ラーメン / ざんぎ / ジンギスカン / スープカレー / スパカツ / 月寒あんぱん / トド / ハスカップ / バルナバハム / 豚丼 / マルセイバターサンド / やきそば弁当 / よいとまけ / ラッキーピエロ / リボンナポリン / 柳月 / わかさいも タグ「食べ物」「郷土料理」がついた項目 あくまき / 旭川ラーメン / あずきすくい / 小豆ばっとう / 伊勢うどん / イタリアン / いちご煮 / 一口香 / 稲庭うどん / いぶりがっこ / おたぐり / 飫肥天 / おやき / 勝浦タンタンメン / 金沢カレー / かんころもち / 寒ざらし / きしめん / 牛タン / きらずだんつ / 熊本ラーメン / げたんは / けんちん蕎麦 / 笹団子 / 札幌ラーメン / さんが焼き / サンマーメン / ざんぎ / 志ぐれ / 静岡おでん / 治部煮 / じゃじゃ麺 / ジンギスカン / スープカレー / スパカツ / ずりあげうどん / ずんだ / ずんだ餅 / タコライス / 玉こんにゃく / たません / たらし焼き / タレカツ丼 / チキン南蛮 / 両棒餅 / 豆腐カステラ / 戸隠そば / 徳島ラーメン / どじょうの蒲焼 / 鳥もつ煮 / トルコライス / なめろう / にしんそば / バター餅 / 八王子ラーメン / ハントンライス / 東松山のやきとり / 日田やきそば / ピーナッツ味噌 / 冷やしラーメン / ひゅうじ / 富士宮やきそば / 豚丼 / へぎそば / ほうとう / 干し納豆 / みそポテト / 武蔵野うどん / めはりずし / もつカレー / 盛岡冷麺 / 焼きまんじゅう / 横手焼きそば / 吉田のうどん / 六兵衛 / わらじカツ丼
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/6320.html
熊本ラーメン くまもとラーメン REF( 熊本県熊本市周辺の郷土料理。 全国的には「豚骨ラーメン」では博多ラーメン(長浜ラーメン)が知名度が高いが、熊本ラーメンはそれらよりも麺が太くコシが強い、スープも太麺に合わせて濃厚である。 豚骨ラーメン発祥の地である福岡県久留米市から、熊本県玉名市を経て熊本市とその周辺地域に伝播したもの。 特徴 スープ スープは豚骨に鶏ガラをブレンドしたものである。但し豚頭骨のみでスープを取る店も少なくない。 ルーツである久留米ラーメン・玉名ラーメンとの最大の違いは、スープを当日に使い切り、継ぎ足しが無い点にある。これによりいわゆる「トンコツ臭」を抑えている。 香ばしく食欲を誘うマー油(にんにくを揚げた油)と、好みに合わせてチップ状にした揚げにんにくを入れる。 このため、豚骨のアクが強い博多ラーメンなどに比べまろやかで食べやすい。 熊本ラーメンに紅生姜がつかないのは、豚骨の臭みや油っぽさを抑えるため工夫・改良された調理法による。 麺 麺は中太ストレート麺を使い堅めに茹で上げる、他県から来て初めて食べた者は生煮えではないかと思うほど麺のコシが強い。 博多ラーメンのような替え玉のシステムはない店がほとんどである。 具 煮玉子、チャーシュー、メンマ、木耳、刻み小ネギ、モヤシ、海苔等。 中には豚肉の角煮、キャベツ、高菜等が入るものもある。 紅生姜や生ニンニクは入らない。 関連項目 ご当地食べ物一覧 黒亭 この項目のタグ ラーメン 熊本市 熊本県 郷土料理 食べ物 タグ「熊本県」「食べ物」がついた項目 加勢以多 / 熊本ラーメン タグ「食べ物」「郷土料理」がついた項目 あくまき / 旭川ラーメン / あずきすくい / 小豆ばっとう / 伊勢うどん / イタリアン / いちご煮 / 一口香 / 稲庭うどん / いぶりがっこ / おたぐり / 飫肥天 / おやき / 勝浦タンタンメン / 金沢カレー / かんころもち / 寒ざらし / きしめん / 牛タン / きらずだんつ / 熊本ラーメン / げたんは / けんちん蕎麦 / 笹団子 / 札幌ラーメン / さんが焼き / サンマーメン / ざんぎ / 志ぐれ / 静岡おでん / 治部煮 / じゃじゃ麺 / ジンギスカン / スープカレー / スパカツ / ずりあげうどん / ずんだ / ずんだ餅 / タコライス / 玉こんにゃく / たません / たらし焼き / タレカツ丼 / チキン南蛮 / 両棒餅 / 豆腐カステラ / 戸隠そば / 徳島ラーメン / どじょうの蒲焼 / 鳥もつ煮 / トルコライス / なめろう / にしんそば / バター餅 / 八王子ラーメン / ハントンライス / 東松山のやきとり / 日田やきそば / ピーナッツ味噌 / 冷やしラーメン / ひゅうじ / 富士宮やきそば / 豚丼 / へぎそば / ほうとう / 干し納豆 / みそポテト / 武蔵野うどん / めはりずし / もつカレー / 盛岡冷麺 / 焼きまんじゅう / 横手焼きそば / 吉田のうどん / 六兵衛 / わらじカツ丼
https://w.atwiki.jp/youboku/pages/17.html
ハルピンラーメン諏訪店 住所 : 長野県諏訪市四賀飯島2336-2 電話番号 : 0266-53-1557 営業時間 : 11 00~14 30(土・日曜~15 00) 17 30~21 00 メニュー : ハルピンラーメン 600円、ニンニクラーメン 600円、大盛り+100円 googleMap ハルピンラーメン 下諏訪町役場前店 住所 : 長野県諏訪郡下諏訪町西鷹野町4750-1 電話番号 : 0266-28-5888 営業時間 : 11時~22時、金・土曜、祝前日は11時~深0時 メニュー : googleMap ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
https://w.atwiki.jp/8ramen/pages/383.html
所在地 小金井市前原町4-11-33 地図 TEL 非公開 営業時間 10 00~翌2 00 定休日 火曜 駐車場 なし 備考 コメント 注意:このページにはURLを含むコメントを書き込めません